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- 2025年12月12日
- 社会との共創
学生が小学校で講座を実施しました


2025年10月29日 水曜日、大穂学園つくば市立大曽根小学校にて両キャンパスの学生がそれぞれの生活などを解説する「ユニバーサルデザイン講座」を実施しました。
対象は、同小学校の6年生です。例年お招きいただいている本講座では、まず小林が総論を述べた後に、保健科学部情報システム学科2年の酒寄寛也さんが視覚障害当事者の立場から、カラオケやコンピュータゲームなどを楽しんでいる自身の生活を紹介しました。有名なゲームを音だけで楽しむ様子や、ゲーム解説動画をプログラミング言語を使って編集してしまうことなどに、児童の皆さんはとても驚いていたようです休み時間を挟んで後半は、産業技術学部産業情報学科2年の田中璃子さんが、聴覚障害者の支援機器やコミュニケーション手法などについて説明しました。 階段に併設されたスロープやアーケードの屋根は、肢体不自由な方たちだけではなく「手話で話しながら歩いている聴覚障害者にとっても有用」というユニバーサルデザインについての説明は、新しい気づきを与えていたようです。
発表の後の質疑応答なども活発に行われたこのイベントが、大曽根小学校の皆さんに役立つものであったことを願います。 写真は本学の学生たちが同校の体育館で発表している様子です。
写真は左が、体育館の前方で長机の前の椅子に座り発表する酒寄さん。児童のみなさんは床に座って話を聞いている様子、右が体育館の前方で長机の前の椅子に座り発表する田中さん。児童のみなさんは床に座って話を聞いている様子です。
(保健科学部 小林 真・産業技術学部 山脇博紀/2025年12月12日)