国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2025年10月15日
  • 社会との共創

本学でつくば市青少年体験学習事業を実施

小林教授が「身近な視覚障害者向けの配慮」というタイトルのスライドを投影しながら説明しており、参加者と本学学生たちが聞いている。写真には7名ほどの聴講者の後ろ姿が写っている 参加者の1人がアイマスクをして、サウンドテーブルテニスの体験でこちら側に玉を打ち換えそうとしている。卓球台の横に本学学生が立っており、参加者の広報では様子を見ているスタッフが2名立って様子を見ている 参加者の1人がアイマスクをしてサッカーボールを蹴ろうとしている。横に本学学生が立って教えており、壁沿いに並んで立っている他の参加者や学生らが15名ほどこちらを見ている 参加者と学生、つくば市職員の方々など20名程度が体育館アリーナに立ち、上を見上げる形での集合写真

10月5日 日曜日、本学春日キャンパスにて、つくば市青少年体験学習事業「輝け!中高生わくわく企画」を実施しました。この企画は、つくば市内に在住・通学している中高生を対象として、『「アダプテッドスポーツ」を通して知る視覚障害の世界』をテーマに、講義や様々なスポーツ体験、学生との交流会などを行いました。

当日は、本学保健科学部の教員と学生が講師となり進行を務めました。視覚障害に関する講義を行った後、ゴールボール、フロアバレー、eスポーツなど、視覚に頼らないアダプテッドスポーツの体験を行い、盛沢山の企画となりました。

短い時間の中で、参加した中高生に楽しんでもらえるよう、学生たちは工夫を凝らした内容を企画しました。参加した中高生からは、「普段どれだけ視覚に頼っているかをアダプテッドスポーツを通して分かった。」「アイマスクをしていると、自分やボールがどこにあるのか分からず怖かったけれど、スポーツやゲームはいつもと同じくらい楽しかった。」という感想が聞かれました。

写真は全部で4枚あります。上段左が小林教授の講義の様子、上段右がサウンドテーブルテニス体験の様子、下段左がブラインドサッカー体験の様子、下段右が参加者及び学生等の集合写真です。

(広報室/2025年10月15日)