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- 2025年9月 3日
- イベント
つくばちびっ子博士2025を開催しました!
2025年8月26日 火曜日、春日キャンパス及び天久保キャンパスにて、「つくばちびっ子博士2025〜聞こえにくさや見えにくさについて知ろう〜」を開催しました。本イベントは、つくば市が行っているつくばちびっ子博士の一環で、子どもたちが視覚・聴覚に関する障害について理解を深め、支援技術やコミュニケーション方法を体験することを目的としています。
春日キャンパスでは、視覚障害に関する体験を中心に実施しました。子どもたちは、盲人用そろばんや点字ディスプレイ、インク部分が盛り上がっている立体コピー印刷に触れたり、点字を打ってみたりと、視覚以外の感覚を使って情報を得る体験を通じて、視覚障害者を支援する技術に触れました。 参加者からは「触るだけでは何が書いてあるか分からなかった」「普段どれだけ視覚に頼って生活しているかを実感した」といった声が寄せられ、視覚障害者への理解を体験を通じて深める貴重な機会となりました。
天久保キャンパスでは、「きこえない・きこえにくい」学生が講師となり、聴覚障害の特徴や、指文字・手話によるコミュニケーションを子どもたちにレクチャーしました。 子どもたちは、手話と指文字を使った自己紹介に挑戦し、学生に直接教えてもらいながら真剣に取り組みました。質問タイムでは、「手話を覚えるのは難しい?」「電話が鳴ったことにはどうやって気づくの?」など、たくさんの質問が寄せられ、子どもたちの好奇心と学びの意欲があふれる時間となりました。 本イベントを通じて、子どもたちは障害に対する理解を深めるとともに、多様なコミュニケーションのあり方に触れることができました。
写真は2枚あります。左が春日キャンパスで触図を体験している様子、右が天久保キャンパスで学生がレクチャーをしている様子です。
(広報室/2025年9月3日)