9月20日水曜日、つくば市新人職員約100名を対象とするユニバーサルデザイン研修を、つくば市庁舎にて実施しました。本研修は2007年より毎年実施しており、すでに16回を数えます。当日は、日本女子大の佐藤克志教授による事前録画した総論の視聴を行なった後、本学の特性を生かした体験型講座として「視覚障害の疑似体験と申請書などの記入支援の体験」「聴覚障害当事者とのコミュニケーション体験と手話講座」「車いすや高齢者、妊婦などのシミュレーターを装着した市庁舎UD探検」などを実施しました。参加した新人職員さんたちからは、本学の視覚障害学生や聴覚障害学生たちとの直接的なコミュニケーションやディスカッションを通して障害の多様性の一端と支援技術についての理解が深まった、と好評なコメントを頂くこともできました。

写真は左から総論ビデオ視聴の様子、視覚障害の疑似体験の様子、聴覚障害当事者とのコミュニケーション体験の様子、車いす・高齢・妊婦シミュレータによる空間体験の様子です。