9月11日から14日の4日間、本学東西医学統合医療センターでは今年度2校目となる受託実習を実施しました。今回は、国際鍼灸専門学校の1年生、43名が来訪しました。本学の医療センターは、東西医学を統合した医療を提供する本邦でも数少ない医療施設であり、医師や理学療法士、看護師等とはり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師が協働して地域医療に貢献しています。実習では、鍼灸施術のほか、養成校ではあまり見学することがない医師の診察や理学療法士によるリハビリテーションの見学を行い、多職種連携や東西医学による統合医療の実際を体感しました。同時に、視覚障がいを有する研修生等とのコミュニケーションを通じて、障がいに対する理解を深めることもできたと思います。

　今回の実習が、統合医療による地域医療における鍼灸あん摩マッサージ指圧の役割や、地域共生社会について考えるきっかけになって欲しいと思います。