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- 2026年05月11日
- 国際交流
デ・ラ・サール・カレッジ・オブ・セント・ベニルデの学生・教員を受け入れました
筑波技術大学は、2026年4月21日 火曜日から22日 水曜日にかけて、デ・ラ・サール・カレッジ・オブ・セント・ベニルデ(フィリピン)のろう難聴学生および教員計7名を受け入れ、国際交流プログラムを実施しました。
本プログラムは、「Global Deaf Advocacy in Japan」をテーマに、日本におけるろう難聴者のアドボカシーや障害学生支援などについて理解を深めることを目的として実施されたものです。
来訪者は天久保キャンパスおよび春日キャンパスを訪問し、授業見学や施設見学に加え、学生・教職員とのさまざまな交流活動に参加しました。


多様な学びと支援環境に触れる
授業見学では、「聴覚障害学特論」「聴覚障害情報保障特論」「障害者の就労と社会」「ライフキャリア」などの講義に参加しました。これらの授業を通して、聴覚障害に関する専門的な学びや情報保障の工夫、障害者の就労やキャリア形成に関する考え方に触れ、日本における障害者の社会参加や自立を支える取り組みについて理解を深めました。
また、大学概要の説明や寄宿舎見学を通して、本学の学びの環境や学生生活について知る機会となりました。さらに、PEPNet-Japan に関する説明を通して、日本の大学における聴覚障害学生支援の取り組みにも触れました。
学生相互の交流を通して広がる学び
プログラム期間中には、本学学生との交流も行われ、活発な意見交換が生まれました。特に建築分野の学生との交流では、デフスペースや居心地がよい空間について、互いの視点を共有する貴重な機会となりました。
日本手話ワークショップでは、手話を用いたコミュニケーションを体験し、言語や文化の違いを越えた交流が自然に広がりました。
また、デ・ラ・サール・カレッジ・オブ・セント・ベニルデの学生によるプレゼンテーションでは、フィリピンの文化やデフコミュニティなどについて紹介が行われ、互いの背景を理解し合う時間となりました。
こうした交流を通して、参加者はそれぞれの国の教育や社会についての理解を深めるとともに、国際的な視点からろう難聴者のアドボカシーや障害学生支援について考えるきっかけを得ることができました。
今後に向けて
今回の交流は、参加者にとって新たな気づきや学びを得る貴重な機会となりました。 本学では、今後もこのような国際交流を通じて、多様な背景をもつ学生同士が学び合える機会を大切にしていきたいと考えています。
写真は、上下に2枚ずつ並んでいます。
左上は、学長表敬の様子
右上は、建築分野の学生との交流の様子
左下は、日本手話ワークショップの様子
右下は、デ・ラ・サール・カレッジ・オブ・セント・ベニルデの学生によるプレゼンテーション後の集合写真
(障害者高等教育研究支援センター 小林 洋子/2026年5月11日)