トピックス
- 2025年9月 8日
- イベント
本学教員が大阪・関西万博のステージイベントに出演しました



2025年8月17日 日曜日、大阪・関西万博で行われたステージ企画「見えない世界を知るために―量子・宇宙」に、本学障害者高等教育支援センターの宮城准教授が出演しました。
この企画は、高エネルギー加速器研究機構(以下、KEK)の素粒子原子核研究所主催によるもので、宇宙の大半を占める「量子」を始めとする「見えない」ものへの探求について、科学的アプローチを軸にどのように共有できるのかを、講演とパネルディスカッションにより実施されました。宮城准教授は、パネルディスカッションに出演し、見えないとはどういうことか、本学の視覚障害学生との関わりを元にお話しされました。当日は、手話通訳と字幕が配置され、本学の学生が情報保障のモニターとして参加しました。また、105席が満席となり、立見でも100名近くが集まる、大盛況の会となりました。
宮城先生からは、「今回のステージ企画は、2022年からKEKと行っている点字本プロジェクトの繋がりで、お声がけいただきました。視覚障害の教育に携わる一教員が、物理学の研究者やアーティストと一緒に、宇宙や素粒子についてお話しする機会をいただけると全く思っていませんでした。誰にとっても宇宙は見えないし、わからないもの、ということで、視覚障害のある方にも色々な伝え方ができるかと思います。今後も、本学学生と一緒にその方法を考えていきたいと思います。」というお話を頂きました。
写真は、全部で3枚あります。1枚目は、パネルディスカッション全体の様子、2枚目は、お話しされている宮城先生の様子、3枚目は、パネルディスカッションに出演された方々の集合写真です。写真はKEKからご提供いただきました。
当日の様子は、KEK公式Youtubeで公開されています。情報保障(手話通訳、字幕)も付いていますので、是非ご覧ください。
当日のイベントを録画したYoutubeへのリンク
また、KEKとの点字本プロジェクトに関する本学のウェブマガジンは、以下をご覧ください。
点字本プロジェクトに関する本学ウェブマガジンへのリンク(前編)
点字本プロジェクトに関する本学ウェブマガジンへのリンク(後編)
(広報室/2025年9月8日)