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  • 2024年2月 2日
  • 視覚

令和5(2023)年度 医療センター発表会・講演会・同窓会を開催しました

写真左は、最優秀発表賞を受賞した陣内さん(右)と鮎澤センター長(右)、写真右は高久医師のご講演の様子

1月28日 日曜日、東西医学統合医療センターでは、発表会・講演会・同窓会を開催しました。遠方に住むOBにも参加いただくために、オンラインと対面のハイブリット形式での開催でした。発表会では、鍼灸とリハビリの研修生がこの1年間に担当した症例や研究について報告を行いました。研修生は、本番へ向けて発表や質疑応答を繰り返して、準備を進めてきました。今年度は、陣内哲志さんが最優秀発表賞に選ばれました。

その後、医療センター講演会を開催しました。講師に、水戸済生会総合病院緩和ケア科の高久秀哉先生をお招きして、「緩和ケアについて-がん患者さんへの鍼灸の実装をめざして-」と題してご講演をいただきました。緩和ケアにおける現状や課題と、鍼灸あん摩マッサージ指圧の効果や可能性について、わかりやすく紹介していただきました。同窓会では、九州から参加されたOBをはじめ、全国各地で活躍されているOBとオンラインでつないで、近況報告や開業についての情報交換を行いました。

これらの会は、研修後の学びを提供すると共に、新旧の教職員や研修生との絆を深めて、ネットワークを拡大することにつながります。将来的には、研修生や卒業生の就職先や就労の相談窓口などに展開すべく、今後も継続・拡大していきたいと思います。

写真左は、最優秀発表賞を受賞した陣内さん(右)と鮎澤センター長(右)、写真右は、高久医師のご講演の様子です。

(東西医学統合医療センター 櫻庭 陽/2024年2月2日)