国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2023年12月20日
  • 全学

水戸地方気象台の見学と災害時の要配慮者対策に関する意見交換を行いました

気象観測施設の見学の様子(左)と意見交換の様子(右)

11月29日 水曜日に、産業技術学部学生5名と保健科学部学生13名で水戸地方気象台を訪問しました。

最初に気象観測施設や観測測器などの見学を行いました。次に、水戸地方気象台の江崎 雄治調査官より「防災情報を使って身を守る」というテーマで、災害の危険度分布を表す「キキクル」等に関する講演をしていただきました。そして最後に、聴覚障害者、視覚障害者として災害から身を守るために欲しい情報や気象庁に望むことなどに関する意見交換を行いました。参加した学生からは、通知に振動を活用することで聴覚や視覚の障害に関わらず災害情報を伝達できるシステムの提案などの意見が出されていました。

2023年3月には気象庁東京管区気象台、水戸地方気象台、筑波技術大学で連携協定を結んでいます。今後もこのような連携活動を通じて、防災分野における要配慮者対策の推進に協力してまいります。

写真は、気象観測施設の見学の様子(左)と意見交換の様子(右)です。

(産業技術学部総合デザイン学科 井上 征矢/2023年12月20日)