国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2023年12月14日
  • 全学

国立大学協会関東・甲信越地区及び東京地区実践セミナー(広報の部)を開催しました

実践セミナー

令和5年度国立大学協会関東・甲信越地区及び東京地区実践セミナー(広報の部)が111日水曜日に筑波技術大学天久保キャンパスで開催され、大学、高等専門学校などから34名の方が参加されました。

セミナーでは名古屋大学素粒子宇宙起源研究所(KMI)広報室の高橋将太特任助教から「広報のアウトリーチ活動について」と題して講義が行われ、高エネルギー加速器研究機構在職時に、つくば駅前で「KEKサイエンス・カフェ」を開催し、毎回、多数の参加者を集客した体験や、広報活動について、さまざまな実例、ノウハウが紹介されました。

さらに、本学産業技術学部の若月大輔教授から、聴覚障害者の情報保障について、ウェブベース遠隔文字通訳システムcaptiOnlineのデモンストレーションがあり、同システムを利用した文字通訳が紹介されました。

続いて、本学天久保キャンパス食堂で情報交換会が行われました。今回は新たな試みとして、参加者は名刺サイズの名札を首から提げるだけではなく、A5判サイズの紙に、氏名、各大学等のPRポイント、今取り組んでいること、悩んでいることなどを書き込んだ、「PRボード」を背中に貼ることで、共通の話題、悩みなどを見つけやすくすることとしました。このことにより、60分という短い時間ではありましたが、様々なマッチングによる活発な意見交換が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

(広報室/2023年12月14日)