国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2023年2月14日
  • 聴覚

筑波技術大学アスリート講演会を開催

写真左はパネルディスカッションの様子、右は卒業生の講演者との記念写真2023年1月28日 土曜日に、筑波技術大学アスリート講演会「2025東京デフリンピック競技大会に向けて―デフスポーツの魅力―」を、公益財団法人トランスコスモス財団、ならびに一般財団法人全日本ろうあ連盟の後援を受けて、開催いたしました。

ご来賓として、全日本ろうあ連盟より倉野 直紀様、薬師寺 みちよ様のご臨席を賜り、本学がデフリンピックに関する啓発活動を担うことへの謝意が述べられました。

講演者にはデフリンピックへの出場経験のある本学卒業生3名をお招きし、それぞれのデフリンピックに向けた思いをお話いただきました。
緒方 沙織氏(日本デフバスケットボール協会強化スタッフ/技大2期生)
加賀 充氏(日本デフバレーボール協会日本代表候補選手/技大4期生)
岩渕 亜依氏(日本ろう者サッカー協会フットサル日本代表候補選手/技大7期生)

また、国際ろう者スポーツ委員会副会長を務める本学の大杉 豊教授より、デフリンピックの歴史や国際的なデフスポーツの動向について講演があり、デフリンピックへの関心をより高めることができました。

当日は、現地での参加とあわせてオンライン配信を行うハイブリット形式で実施したことで、全国各地より180名の方にご参加いただきました。実施にあたっては支援センターT-TAC事務局の、オンライン配信にあたっては支援センター教員ならびに産業技術学部教員の協力を得て、質の高い情報保障を含む形で実施したことで、多くの方にご満足いただける講演会となりました。

本学は、これからも「2025東京デフリンピック競技大会」に向けて、本学にできること、本学にしかできないことを、学生とともに取り組んでいきたいと思います。

(障害者高等教育研究支援センター 中島 幸則/2023年2月14日)