国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2022年11月 9日
  • 視覚

筑波技術大学ヘルスキーパーリサーチミーティングを開催しました

当日の特別講演会の様子

10月29日 土曜日に筑波技術大学ヘルスキーパーリサーチミーティングを開催しました。このイベントは、ヘルスキーパー業務に役立つ技術や知識について学ぶと共にヘルスキーパー業務の現状や課題に関する情報交換、学生との交流を通じて、ヘルスキーパーの発展や就職促進することを目的に行いました。
第4回となる今回は、新型コロナウイルス感染症対策を講じながらハイブリッド形式での実施となりました。現地会場となった春日キャンパスには、現役ヘルスキーパーならびに卒業生15名、学生8名の合計23名が参加しました。また8名の学生はオンラインにて参加しました。午前中は、学生と現職ヘルスキーパーとの情報交換会と実技交流会を開催しました。ヘルスキーパーの先生方には、学生からの質疑への応答や施術の実際を学生に体験させていただくなどし、学生にとっては意欲や知識を高めることができ、卒業後の進路を考える上で大変良い機会となりました。

午後の部では、特別講演を開催しました。第1部では、「短時間マッサージの効果:自立神経系と脳に着目して」と題して、本学鍼灸学専攻 殿山希教授が講演しました。第2部では、「下肢のむくみに対する手技と利用者へのホスピタリティ」と題して、引き続き実技を交えて殿山教授が講演しました。本イベントは卒業生や学生にとって、様々な活動に繋がる非常に有意義な企画となりました。

写真は、当日の特別講演会の模様です。

(視覚障害系就職委員会 近藤 宏/2022年11月9日)