国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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  • 2022年9月14日
  • 視覚

本学教員が企業と共同開発中のスマートグラスが兵庫県の研究開発支援事業に採択されました

写真左は認定式の様子、右は認定証です。 本学障害者高等教育研究支援センターの飯塚 潤一教授が、株式会社デジタルアテンダントと共同開発している"視覚障がい者AI誘導装置ダイナグラス"が、兵庫県主催の「令和4年度 成長産業育成のための研究開発支援事業」に認定されました。同事業は次世代の成長産業分野の育成を図るため、開発初期段階にある産学官連携による共同研究を支援するものです。開発中のダイナグラスは、カメラでとらえた画像から信号、風景、人、文字などを判断し、音声合成によって音声化し、視覚障害者の耳に届けるシステムです。変化する信号、移動する自転車などもAIがほぼリアルタイムで認識できます。今年度は応募倍率4倍以上から選ばれ、現在製品化を目指しています。

写真左は認定式の様子、右は認定証です。

(障害者高等教育研究支援センター 金堀 利洋/2022年9月14日)