7月13日 水曜日、本学保健科学部附属東西医学統合医療センターとWITが、地域の鍼灸あん摩マッサージ指圧師の先生方とともに学び、地域の健康を支えていきたいという考えから、合同で研修会を開催しました。WIT（Willing Institute of Tsukuba）は筑波大学病院に隣接した桐の葉モールでアスレチックリハビリテーションやストレングス＆コンディショニングを提供している民間施設です。本学関係者や研修生のほか、茨城県盲学校、茨城県鍼灸師会や茨城県鍼灸マッサージ師会の先生方にもオンラインでご参加いただきました。WITの方には、本研修会の開催にあたって視覚障害に配慮したテキスト資料の事前準備や、サポートスタッフの配置など、視覚障害についての理解を基盤としたさまざまなご支援をいただきました。講師であるWITの松葉　開トレーナーからは、スポーツ選手から一般の方々まで幅広く診ている経験を基にした、呼吸機能の評価やその評価に応じたエクササイズについて、実技を交えながら教えていただきました。今後も、地域の健康生成と視覚障害者の教育ならびに共生社会の実現に寄与する取り組みを積極的に行います。