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  • 2021年10月18日
  • 聴覚

本学大学院生が国際会議ACHI 2021で発表

加藤さんがYouTubeで発表している様子

本学大学院技術科学研究科産業技術学専攻2年 加藤隆司さんらの論文が、2021年7月18日(日)〜22日(木)にフランスのニースで開催された The Fourteenth International Conference on Advances in Computer-Human Interactions (ACHI 2021) に採択され、口頭発表しました。 発表した論文のタイトルは「Sign Language Conversational User Interfaces Using Luminous Notification and Eye Gaze for the Deaf and Hard of Hearing」です。

加藤さんは、近年急速に普及している音声によるユーザインタフェース(Amazon AlexaやGoogleアシスタント等)を、 ろう・難聴者に適したものにするにはどうすればよいかという研究に取り組んでおり、 その成果について発表しました。 新型コロナの影響により、オンラインでの開催となりましたが、ASLと英語字幕による発表動画を予め作成することで、 多くの方々に視聴して頂けました。また、その内容が高く評価され、研究をさらに発展させた内容での国際ジャーナルへの投稿が招待されました。

発表のアーカイブが以下のリンクから閲覧できますので、よろしければご覧ください。
https://www.shiraishi-lab.org/home/project/sign-language-user-interfaces

なお、写真は、加藤さんがYouTubeで発表している様子です。

【発表論文】
Takashi Kato, Akihisa Shitara, Nobuko Kato, Yuhki Shiraishi,
Sign Language Conversational User Interfaces Using Luminous Notification and Eye Gaze for the Deaf and Hard of Hearing,
Proceedings of The Fourteenth International Conference on Advances in Computer-Human Interactions (ACHI 2021), pp.30-36, Nice, France, 2021

(産業技術学部 白石 優旗/2021年10月18日)