教育(授業)環境

情報バリアのない授業

視覚教材、手話、口話、板書等、授業では様々伝達方法を用いて内容を伝える工夫がされています。情報バリアのない分かる実感が得られる授業をおこなっています。

対話重視、少人数の授業

専任講師は手話をはじめとして、学生に適したコミュニケーション方法で直接的に教育しています。授業は少人数で、すべての学生が教員と意思疎通しながら学べます。

聾の教員による授業

筑波技術大学には聾の教員も複数所属しており、デフコミュニティや社会参画についての授業を受けることもできます。

分かるまで受けられるサポート

教員による補講やチューター(個人指導者)
教員による個別指導や補講はもちろん、高等学校までの学習が十分でなく、どうしても授業についていけない場合でもチューター(個人指導者)放課後などを利用して無料でマンツーマン指導します。

多様な視覚的情報を提示可能なマルチメディア教室(509・510室)

短焦点プロジェクタ・ホワイトボード・ディスプレイなどを複数配置する講義では、資料・板書・情報保障(手話通訳や文字通訳等)などの様々な視覚的情報を必要に応じてアレンジし表示できるようにしています。
また、講師・学生間での質疑応答や議論などが自由なレイアウトで授業が行えるような机を採用しています。

エリアワンセグ放送を用いたユビキタスな情報保障システム

学内エリア限定のワンセグ放送を用いて、手元の携帯端末に手話・字幕情報を配信しています。ワンセグ放送の電波が届けばどこでも情報を見ることができるので、避難訓練の際の屋外での情報保障にも用いられています。

小型プロジェクタによる情報保障システム(509室)


小型プロジェクタを学生の席に配置し、文字通訳・手話通訳・講師の様子などを机の上に表示することで情報保障が途切れないように工夫しています。

聴覚障害者の特性に配慮した実習室(507教室)

本教室では、三面に設置されたホワイトボードや短焦点プロジェクタなどにより視覚的な情報を提示すると共に、半楕円形の机により学生がお互いの顔を見ることができるよう工夫しており、講師と学生の質疑応答や学生同士の議論などが容易に行えるようになっています。

対面で指導する工作機械の操作

旋盤を使って金属を切削するような工作機械の実習では、操作を行なっている学生の背後や脇から指導することは難しいので、前面に指導のできるスペースを設けて、対面で指導しています。

デュアルモニタへの教員PC画面の出力

CAD、CAM、CAEなどのコンピュータを用いたものづくりの授業・演習では、教員がソフト等を操作している画面をデュアルモニタの一つの画面に出力します。学生はこの操作等を見ながら、もう一方の画面で実際の操作を行い、演習を行います。

コンピュータシミュレーションの教育

熱流体、応力解析などのコンピュータシミュレーションをビジュアル的に表示が可能なCAEソフトを用いて教育します。これによって、視覚的に解析結果を理解する力を養います。また、自らのプログラミングによっても解析結果が視覚的に表示できるソフトを作成します。

マルチプロジェクタによる課題の発表

レポートや設計課題の発表、特別研究の発表等で講義室にプロジェクタを2台設置して、パワーポイントの資料と設計図面をスクリーンに同時に提示して発表できるようにしています。

ホワイトボード型コミュニケーションテーブル(117,115室)

教員・学生間のコミュニケーションを取る際に,即座に筆談を用いる事が出来るホワイトボード型のコミュニケーションテーブルを教室に配置しています。

マルチプロジェクタによる資料提示システム(117,201,202室)

プロジェクタを2台設置することにより説明スライド,操作解説,情報保障など複数の資料を同時に提示することができます。

マルチモニタクライアントによる資料提示システム(117室)

学生が作業するパソコンには2台のモニタが接続されており,片方のモニタには自分の作業画面,もう一方には講義資料やEラーニングビデオを表示することが出来ます。

字幕を用いたEラーニングコンテンツ

教材サーバー上一部講義について,字幕付きEラーニング映像がサーバーにアップロードされており,講義終了後も自分のペースで自由に復習することが出来ます。

コの字型配置のコンピュータルーム(114,115,117室)

コンピュータルームのコンピュータは,コの字型に配置されており,作業の内容や進み具合を教員が確認することが出来ます。状況に応じて適宜アドバイスが出来るようにしています。

工作機械の点滅ランプ(工房)

工作機械には大型ランプを設置しています。点滅により稼働の確認やスイッチの切り忘れがないようにしています。

座学と実技で自分の身体の理解を深める

健康や体力に関する理論と実際を総合的に結びつけることによって、自ら主体的に「健康」についての課題を見いだし、解決するための方法を身に付けます。

体育館ライティングシステム

体育館では、壁面に取り付けたランプをワイヤレススイッチで点滅させることができます。これは、試合の進行中にファウルを表示する場合などに使います。4方のどの壁面にもランプが取り付けられているので、運動中でもランプの点滅が見やすくなっています。

遠隔情報保障システム

遠隔地から情報保障を提供するためのシステムです。講義室・会場から授業を行う先生の音声や映像をインターネットで別の場所の情報保障者に送り、文字通訳や手話通訳を遠隔で行ないます。その字幕データや手話通訳映像はインターネットを通して現地のPCやプロジェクタなどで情報保障を受けられる仕組みです。

可動式液晶プロジェクタ(学習支援棟)

可動式液晶プロジェクタを設置することにより説明スライド,PC要約筆記などの情報を自由な位置に提示することができます。

PC要約筆記,リアルタイム字幕提示システム


入学式、卒業式、講演会など講堂では(1) 字幕をリアルタイムで大型スクリーンに表示。(2) 手話通訳を大型スクリーンに表示。(3) 話者の顔(口形)を大型スクリーンに表示。また、(4)これらの機能を同時に使用することで情報保障をおこなっています。

発音・手話・コミュニケーション指導


学生一人ひとりのニーズやコミュニケーション特性に合わせて、発音やスピーチ、手話の指導をしています。

聴覚管理 補聴相談

これまで活用してきた聴力を維持し、より良い「きこえ」の状態を保つことができるように学生一人ひとりの聴力管理を行なっています。また、学生が自ら「きこえ」の程度を把握し、補聴器の自己管理ができるようになるためにきめ細かな指導を行なっています。

全講義で使用できるFM補聴システム

送信機をつけた教員の声をFM電波(169MHz)により送信機をつけた学生に届けます。全講義室でFM補聴システムが干渉し合うこと無く利用できるよう、各教室に周波チャンネンルを割り当てています。

キャリアサポート きめ細やかな就職支援

就職ガイダンス・セミナー・講演会・就職模擬試験、職場実習、職場適応に関する指導や支援を行なっています。学内企業説明会等を実施して就職支援活動を行なっています。また、就職面接に合わせた個別のコミュニケーション指導も年間通じて実施しています。

モバイル型遠隔情報支援システム

学外見学や教育実習、移動中等でスマートフォンを利用した遠隔情報保障システムです。利用者はiPhone1台と話者用マイクとして利用するBluetoothマイクスピーカー1個のみで持ち運びに適しています。

聴覚障害学生支援ネットワーク拠点

日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク

他大学や短期大学で学ぶ聴覚障害学生の学習環境整備の為に聴覚障害学生支援ネットワーク(日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)を構築しています。高等教育支援に必要なマテリアルの開発や講義保障者の養成プログラム開発、シンポジウムの開催などを通して、聴覚障害学生支援体制の確立および全国的な支援ネットワークの形成を目指しています。支援のための相談窓口には年間300件を超える問合せが寄せられます。