国立大学法人筑波技術大学 筑波技術大学は視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。

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鍼灸学専攻

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鍼灸学専攻の様子

社会自立支援と時代のニーズにマッチした人材育成を目指す

近年、生活様式と疾病構造の変化に伴い、癌や生活習慣病などの慢性疾患が増えてきました。加えて、より健康で快適に長生きしようという考え方が社会に広がっています。

その様な中で、医療へのニーズも変化し、東洋医学への関心が高まっています。西洋医学と東洋医学などを併用し最適な医療を提供する統合医療領域、スポーツや美容などの健康促進領域、高齢者へのケアを行う介護領域など、様々な領域にはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師も進出しています。

本専攻では、これらの社会から求められる幅広いニーズに応えられる専門職業人の育成を目標としています。

幅広い教育内容と豊富な実習

1年次 には、体の仕組みを学ぶ基礎医学に加え、視覚障害に関する法律や社会制度、IT技術の活用法についても学びます。年次が進むと共に、専門医学領域(西洋医学、東洋医学)を学習しながら、基礎的な臨床技術を学んだ後、ボランティアへの施術実習を行います。3年次 の後半から4年次 にかけて、東西医学統合医療センター等での臨床実習を行います。

4年制大学で、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家試験受験資格が得られるのは本学だけです。

多彩な進路

就職先には、病院や治療院、有名企業のヘルスキーパー(企業内マッサージ師)、介護施設などがあります。また、本学の大学院修士課程(平成22年度開設)や他大学院、筑波大学理療科教員養成施設(特別支援学校の自立教科「理療」の教諭を目指す)、東西医学統合医療センター研修生などへ進学する学生も多くいます。