ホーム > ニュース > 2020年度のニュース > 国際手話講座(オンライン)を実施

国際手話講座(オンライン)を実施

講座全体の様子令和2年11月から令和3年3月にかけて、国際交流加速センター運営委員会の事業の一環としてオンラインによる「国際手話講座」を開催しました。国際交流や海外留学、英語力の向上や異文化コミュニケーション等に興味を持つ学部生・大学院生を対象としたもので、延べ109名の参加がありました。

近年におけるグローバル化をはじめ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催などを機に、アメリカ手話はもちろん国際手話に関心を持つ人も増えてきています。国際手話は、手話の世界における共通語として、聴覚障害のある人の世界的な交流の場としても知られる国際会議「世界ろう者会議」や「デフリンピック」などで公用語としても使われています。

日本ASL協会様から後藤啓二先生を講師としてお迎えし、直接国際手話でやりとりする形で、日常会話表現や世界におけるろう難聴者など様々なテーマについて、時々対話も交えながら、講座を進めていただきました。後藤先生は長年国際的な社会貢献活動に関わっており、普段は外資系企業に勤務されています。社員の1/4ぐらいが外国人、外国人ろう者たちもおり、多様性(ダイバー シティ)に富んでいて働きやすい職場なのだそうです。

参加した学生たちも参加回数を重ねるにつれて国際手話を読み取るだけでなく、自分から表現してコミュニケーションを取れるようになるまで上達していました。「単語や例文を用いて表現したり、自分の生活や経験を織り交ぜながら会話するなど、有意義に学ぶことができた」「ASLも全く知らない状態で国際手話を覚えられるか心配だったが、和やかなムードの中、先生や学生同士の会話を通して楽しく覚えられた」「今後海外のろう者と交流する機会があれば、今回の経験を活かしたい」等といった感想が寄せられました。

後藤啓二先生による講座の様子

写真は、講座全体の様子、後藤啓二先生による講座の様子です。

(障害者高等教育研究支援センター・国際交流加速センター運営委員会 小林 洋子/2021年3月31日)