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続報!北海道高等聾学校との3Dモデリング遠隔授業を実施

技大側で板書による説明をする先生の様子(左)、本学の3Dプリンタで造形した電車の模型を小型カメラで見せている様子(右)

2月18日 木曜日、高大連携プロジェクトの一環として、北海道高等聾学校専攻科・情報デザイン科の学生を対象に第2回めの3Dモデリングの遠隔授業を実施しました。前回の取り組みの記事はこちら

今回は、北海道高等聾学校で造形に失敗してしまった電車の模型をもとに、どのように修正してばいいかの遠隔指導を行いました。メールで3Dのデータと造形してみた模型の写真をやりとりしながら、素材の特性の違いや、温度 による素材の伸縮など、3Dプリンタを使ってものづくりをするうえで必要な深い知識を学んでもらいました。また、本学の3Dプリンタで、様々な品質で造形した模型を観察して、屋根の部分が薄く穴が空いてしまったり、細かい突起が潰れてしまう様子を確かめました。高品質で造形した場合には、電車の細かい部分まで表現できる反面、造形に10時間もかかるというお話もなされました。インターネットの高速化や多地点共有通信システムによる映像通信の高品質化によって、こうした細かなデザイン、ものづくりに関しても遠隔通信でのやりとりで学ぶことができるようになりました。

北海道高等聾学校で造形した電車の模型の失敗したものと修正を加えて成功したもの

昨年12月に出前講義をしてから約3ヶ月の間、生徒も先生も一緒になって、学び合い、教え合い、互いに成長することができました。3Dモデリングのためのソフトウェアの使い方を身につけ、3Dプリンタでものづくりをするときの注意点を学び、設計を改善していく過程を体験してもらえたことは、本学教員だけでなく、ろう学校の先生、生徒の皆さんの情熱があってのことでしょう。今後も高大連携プロジェクトでは、聴覚に障害がある生徒・学生の「好き」を形にするお手伝いをしていきます。

写真は技大側で板書による説明をする先生の様子(左上)、本学の3Dプリンタで造形した電車の模型を小型カメラで見せている様子(右上)、北海道高等聾学校で造形した電車の模型の失敗したものと修正を加えて成功したもの(下)です。

プロジェクトのページはこちらから

(産業技術学部産業情報学科 田中 晃、塩野目 剛亮/2016年2月26日)