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「FD/SDセミナー~遠隔情報保障のこれからを考える~」を開催

写真は全体会の様子(左)、遠隔情報保障システムについて、実機に触れながら説明を聞いている様子(右)

8月27日 木曜日、早稲田大学にて、本学ならびに本学に事務局を置く日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)が主催する「FD/SDセミナー~遠隔情報保障のこれからを考える~」が開催されました。本セミナーはPEPNet-Japanで2012年度より開始した遠隔情報保障事業内での実践やそこで得られたノウハウをもとに、遠隔情報保障の導入や運用に関する事例などを交え、遠隔情報保障に関する情報を広く発信することを目的に開催され、全国の大学教職員のみならず、学生や要約筆記者として活動されている方々など、76名(関係者含む)の参加がありました。

セミナーでは、はじめに全体会を行い、遠隔情報保障事業の概要や、本事業内で利用しているシステムの特徴を簡単に紹介して、遠隔情報保障に関する基礎知識を共有しました。その後、(1) 情報保障や遠隔情報保障の導入を中心に学ぶ入門分科会、(2) 遠隔情報保障の運用事例や障害学生支援に関する法律を学ぶ実践分科会、(3) 学生の視点から遠隔情報保障の特徴や注意点を学ぶ学生対象分科会の3つの分科会を設け、参加者の立場やニーズに合わせて遠隔情報保障に関する理解を深めました。

最後に、各分科会の内容を報告した後、可搬性が高い遠隔情報保障ゆえに留意しなければならない点や、遠隔情報保障を含めた聴覚障害学生支援の今後のあり方、そしてその運用に関わる人々の姿勢などについて、各分科会の登壇者から意見が述べられました。開催後のアンケートでは非常に高い評価を得たほか、参加者同士が積極的に意見を出しあったり、会場全体での活発な質疑応答がなされたりするなど、各企画を通して盛況なセミナーとなりました。なお本セミナーは、学長裁量経費(教育研究等改革・改善経費)ならびに「学長のリーダーシップの発揮」を更に高めるための特別措置枠によって実施されました。

写真は全体会の様子(左)、遠隔情報保障システムについて、実機に触れながら説明を聞いている様子(右)です。

(障害者高等教育研究支援センター 白澤 麻弓/2015年10月9日)