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筑波技術大学メールマガジン(第10号)


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-伝わる大学 伝える大学-
筑波技術大学メールマガジン  第10号 2013,07,01
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みなさん、こんにちは。
筑波技術大学メールマガジン担当者です。
第10号となりますメールマガジン。今月号は、石原副学長の「卒業後の学び」からお送りします。


■■卒業後の学び■■
卒業生からの就労に関する相談が増えています。本学卒業生は年々増えているのだから相談が増えるのは自然です。しかしその内容が深刻化しています。精神的なストレスから休職や退職に追い込まれるケースが珍しくありません。会って話を聞くだけでカウンセリング効果のようなこともあるのでしょうが、私は医者や臨床心理士ではないので"治癒"させる見通しは立てられません。元気に働いている卒業生からの情報でも、本学卒業生にかかわらず同様の症状を呈する障害者は多いようです。職場の人事担当者の話では「今は障害がない人でも鬱が増えている」と言います。しかし障害者の場合は、障害に起因する制約や困難が背景にあることは間違いありません。
大学在学中にできるだけの備えをと、就労レディネス育成の一環として、障害学系の授業などで障害啓発に関わる内容を扱っています。自己の障害の客観的認識、個人的な問題と社会的な問題の峻別、障害に起因する社会的問題の共有、職場における参加制限の予想、業務遂行に必要な措置の提案などです。卒業生を招聘した講演なども行っています。しかし情報としての知識は提供できても、授業の中だけでいわゆるエンパワメントをはかることはできません。その状況に身を置かなければ事態を実感的に理解することは困難ですし、社会的文脈の中で自己についての説明や必要な措置を提案するためには、経験にもとづく学習が必要だからです。
障害に起因する活動制限や参加制約は、ほとんどの学生が地域社会や学校(一般の小中高等学校)で体験していることです。上記の授業では個人的体験を学生間で紹介し合い、改善事例における具体的方略などを共有させるようにしています。しかし社会人あるいは企業人としての常識や力量を問われる就労場面では、庇われることが多かったであろう学生以前の体験の応用だけで対処できるはずはありません。職場で様々なことを経験しながら自己を陶冶していく"体験的、実践的学習"が、社会人になってから始まるのです。

副学長 石原保志


■■お知らせ・イベント情報■■
1.専門職公開講座「企業情報システム設計のための業務知識速習講座」のご案内
システムエンジニアの方を対象に、企業情報システム設計業務に必要なノウハウを効率化、経営管理、経営戦略、業務運営能力、組織論の観点から体系的、一元的に講義します。皆様の申込みをお待ちしております。
募集期間:平成25年6月から7月23日(先着順)
開講日時:平成25年8月6日から8月7日
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/social_contribution/open_lectures/5394.html

2.専門職公開講座「聾学校での造形教育に関する指導法」のご案内
聾学校の先生方を対象に、造形教育に関する公開講座を開催します。皆様の申込みをお待ちしております。
募集期間 平成25年6月から7月17日
開講日時 平成25年8月2日
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/social_contribution/open_lectures/5392.html

3.「大学院説明会2014」のご案内
大学院技術科学研究科では、教育・研究内容、学生生活を中心とした大学院説明会を開催しています。7月は保健科学専攻理学療法学コースの説明会が開催されます。お気軽にご来学ください。

4.大学院(修士課程)平成26年度学生募集について
大学院技術科学研究科(修士課程)平成26年度学生募集要項の配布を開始しました。

5.「教員免許状更新講習」のご案内
教員免許状更新講習の必修講習を8月20日から21日の日程で開講いたします。幼・小・中・高・特別支援学校の先生方を広く受講対象者としています。障害のある先生方には本学の特性を活かして情報保障に配慮いたします。
皆様の申込みをお待ちしております。


■■ニュース■■
1.ギャローデット大学と大学間交流協定を締結(6月7日)
天久保キャンパスにおいて、本学の村上芳則学長とギャローデット大学(アメリカ合衆国)のハーウィッツ学長が、両校の大学間交流協定をさらに5年間更新する覚書に署名しました。この交流協定の更新を契機として両大学の連携が一層強化され、教員及び学生の活発な学術交流の発展、グローバルな視野を持つ人材の育成が期待されます。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/news/ntut_2013061201.html

2.名誉教授称号授与式を挙行(5月30日)
天久保キャンパスにおいて、名誉教授称号授与式が行われ、本学の運営並びに教育上又は学術上特に功績のありました5名の先生方に名誉教授の称号が授与されました。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/news/ntut_2013062101.html

3.就職ガイダンスを開催(5月22日、29日)
天久保キャンパスにおいて、産業技術学部生及び産業技術学専攻の大学院生を対象とした就職ガイダンスを開催しました。第2回は就職活動の流れ等について、第3回はコミュニケーションに関するマナーについて説明がありました。
・第2回就職ガイダンス
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/news/hi_2013060301.html
・第3回就職ガイダンス
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/news/hi_2013061101.html

4.ロチェスター聾学校理事一行が来訪(5月17日)
アメリカのロチェスター聾学校のハロルド・モウル理事と、本学と大学間交流協定を締結しているロチェスター工科大学のジェームズ・デカロ教授の一行が来訪されました。見学の合間には、アメリカ留学を目指す学生と話をする場面も見られ、学生にとっても有意義な時間となりました。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/news/ntut_2013060601.html


■■学生・教職員の活動報告■■
1.第24回日本身体障害者陸上競技選手権大会で学生が優勝
大阪市内で開かれた第24回日本身体障害者陸上競技選手権大会に、本学から2名の学生が出場し、優勝を含む好成績を収めました。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/activity/vi_2013062401.html

2.視覚障害者囲碁交流会で本学学生が活躍
視覚障害者囲碁交流会が東京都内で開催され、本学学生8名が参加し活躍しました。
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/activity/vi_2013062801.html


---編集後記---
以前まで事務系職員の人事異動といえば4月が主流でしたが、近年は7月が定期人事異動の時期となっています。
今年も人事異動が行われ、人事交流と称して近隣大学から数名の職員をお迎えしました。
間もなく梅雨も明け、夏本番です!
夏の到来とともに、新たな仲間を迎えて、気分も新たに学生の皆さんや先生方をサポートして行きたいと思っています。また、この人事交流によって本学を去られた職員の方々の、新たな部署でのご活躍も祈念したいと思います。



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■編集・発行
筑波技術大学 総務課企画・広報係
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