ホーム > 学部・大学院 > 産業技術学部 > SI053:平面造形論・演習

SI053:平面造形論・演習

科目番号、授業科目名

SI053、平面造形論・演習/Two-Dimensional Design (Lec. & Lab.)

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 専門教育系科目 専門教育科目、選択、講義・演習(対面と遠隔の併用)、3単位

履修年次、開設学期

2年次、1学期

受講対象

クリエイティブデザイン学コース

担当教員

井上 征矢


科目の到達目標

造形要素や造形秩序などに関わる基礎理論について理解し、表現技法として平面デザインに活かせること。

学習の項目別目標

1. 造形要素に関する理解
点、線、面、形態、色彩といった造形の要素について、その特性、機能、役割を理解し、平面デザインに活用できる。
2. 造形秩序に関する理解
分割や比例や配置といった造形の秩序について、その視覚効果を理解し、平面デザインに活用できる。


授業概要

デザインの基礎である平面造形表現の理論と技術を習得する。点、線、面、形態、色彩といった造形の要素や、分割や比例や配置といった造形秩序について、その機能や特性に関する理論について講義を行い、さらにその効果を基礎造形や平面デザインに応用できる構成力や発想力、表現技術を身に付けるための演習を行う。各回、2時限続きの授業として実施する。(計30時限)

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修2時間
事後学修3時間

授業計画

折りたたむ

  • 第1回 ガイダンス バウハウスのゲシュタルトゥング教育 造形要素と造形秩序
    (キーワード)構成学、造形要素、造形秩序
    (予習)造形要素、造形秩序とは?
    (復習)点による構成のアイデアスケッチを仕上げる
  • 第2回 点による造形の手法と事例1/点による動勢表現
    (キーワード)点、動勢
    (予習)点による平面デザイン作品の事例収集
    (復習)点による動勢表現課題を仕上げる
  • 第3回 点による造形の手法と事例2/点による増殖表現
    (キーワード)点、増殖
    (予習)バウハウスとは?
    (復習)点による増殖表現課題を仕上げる
  • 第4回 点による造形の手法と事例3/点による具象表現
    (キーワード)点、マッハ効果
    (予習)素材写真の撮影、準備
    (復習)点による具象表現課題を仕上げる
  • 第5回 線による造形の手法と事例1/線による立体表現
    (キーワード)線
    (予習)線による平面デザイン作品の事例収集
    (復習)線による立体表現課題を仕上げる
  • 第6回 線による造形の手法と事例2/ストライプの位相ずれによる抽象,具象表現
    (キーワード)線、縁辺対比
    (予習)素材写真、イラストの準備
    (復習)ストライプの位相ずれによる抽象,具象表現課題を仕上げる
  • 第7回 文字の線を活用した具象表現
    (キーワード)タイポアート
    (予習)タイポアートの事例収集
    (復習)タイポアート課題を仕上げる
  • 第8回 面、形態、配置と増殖/単位形態の反復によるパターン構成
    (キーワード)形、ユニット、配置、増殖
    (予習)イラストレーターによる単純図形の描画法
    (復習)単位形態の繰り返しによるパターン構成課題を仕上げる
  • 第9回 分割と比例1(図と地)/等量分割によるパターン構成
    (キーワード)等量分割、エッシャー
    (予習)エッシャーによる等量分割作品の事例収集
    (復習)等量分割によるパターン構成課題を仕上げる
  • 第10回 分割と比例2(数列)/数列による分割のパターン構成
    (キーワード)分割、比例、数列
    (予習)等差数列、等比数列、フィボナッチ数列とは?
    (復習)数列による分割のパターン構成課題を仕上げる
  • 第11回 調和と対比1(配置とバランス)/単純形態によるバランス表現
    (キーワード)配置とイメージ、バランス
    (予習)単純形態を用いた抽象表現作品の事例収集
    (復習)単純形態によるバランス表現課題を仕上げる
  • 第12回 調和と対比3(シンメトリー、レイアウト)/文字、写真の配置によるバランス表現
    (キーワード)配置とイメージ、シンメトリー
    (予習)レイアウトの視覚的効果について
    (復習)文字、写真の切り貼りによるバランス表現課題を仕上げる
  • 第13回 コラージュによる表現技法1(事例)/既成物の配置
    (キーワード)コラージュ
    (予習)コラージュに用いる素材の収集
    (復習)既成物のコラージュによる非現実、非日常の課題 続き
  • 第14回 コラージュによる表現技法2(色彩変換)/総合課題1
    (キーワード)コラージュ、画像処理、色彩変換
    (予習)フォトコラージュに用いる素材の収集
    (復習)既成物のコラージュによる非現実、非日常の課題 続き
  • 第15回 コラージュによる表現手法3(座標変換)/総合課題2
    (キーワード)コラージュ、画像処理、座標変換
    (予習)配置とイメージに関する復習
    (復習)既成物のコラージュによる非現実、非日常の課題 仕上げ

履修条件

なし

学習に必要な知識・技能等

illustrator、Photoshopの基本操作


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 0 0 0 0 90 0 10 100
総合力指標 知識 0 0 0 0 20 0 0 20
技能 0 0 0 0 30 0 0 30
応用 0 0 0 0 20 0 0 20
表現 0 0 0 0 20 0 0 20
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:造形要素、造形秩序による機能や特性に関する理論を理解している
  • 技能:造形要素、造形秩序による視覚効果を平面デザインに活かすことができる
  • 応用:以上を統合した作品制作ができる
  • 表現:
  • 協調:
  • 意欲:授業や課題に対して粘り強く取り組むことができる

教科書・教材・参考文献・配布資料等

授業ごとに説明資料を配布して講義を行う。教科書は指定しない。参考図書としては「芸術デザインの平面構成」(六耀社)を推薦する。

授業における配慮

講義内容を視覚的に提示する工夫を行い、手話も使用した丁寧な説明を心がける。個人ごとに全解題への講評を文書でも行う。

受講生に望むこと

授業時間のみでは終わらない演習課題を与えるので、指定期日までに終えて提出すること。平面造形の基礎原理を理解する中で、形態や色彩の秩序が生む視覚効果の面白さを感じてもらいたい。

教員実務経験