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SH042:芸術と技術

科目番号、授業科目名

SH042、芸術と技術/Art and Technology

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 総合デザイン学専門基礎教育科目、選択、講義(対面と遠隔の併用)、2単位

履修年次、開設学期

1年次、1学期

受講対象

総合デザイン学科、クリエイティブデザイン学コース、支援技術学コース アクセシブルデザイン学領域

担当教員

劉 賢国


科目の到達目標

19世紀の産業革命以降から21世紀デジタル革命までの芸術と技術の融合の歴史的な展開を理解し、デザイン学の基礎理解を拡張する。芸術と技術の基本要素を映像資料により理解し、自信を育て、チームワーク能力を開発し、想像力を刺激し、リーダーシップ基礎能力を強化させる。芸術を支える要素としての新しい技術によって触発される創造性の理解を深め自分の適性を再発見する。

学習の項目別目標

1.創造的活動の歴史的な原点の理解
人間と芸術の創造的な発端と発展が理解できる。
2.芸術表現・技術の関わりを理解
創造的活動のための技術の発端と発展が理解できる。
3.創造の歴史展開と芸術文化の理解
創造的活動が形作る次代の空気が理解できる。
4.創造方法と技術の融合を理解
新たなデジタル文化を喚起する創造的思考ができる。


授業概要

芸術と技術を融合により現代創造文化の史的な発展について解説する。量産を前提とする造形制作および,芸術を支える技術によって触発される創造的な現代文化についての理解を深める。また,技術発展に伴って表現物の制作概念の変化,実用性によって期待される造形の可能性について総合的な観点から考える。

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修0時間
事後学修0時間

授業計画

折りたたむ

  • 第1回 ガイダンス、授業の概要
    (キーワード)芸術、技術
    (予習)デザイン学に興味を持って授業に臨む
    (復習)課題について十分に理解する
    古代の芸術と技術そして人間、労働と仕事の関わり
  • 第2回 芸術と技術による表現様式の展開
    (キーワード)表現様式
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    イギリスの産業革命によって明らかとなったデザイナーの職能
  • 第3回 19世紀万国博覧会による芸術と技術の振興
    (キーワード)万国博覧会
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    19世紀のヨロッパーで展開した万国博覧会と芸術と技術の振興
  • 第4回 ウィリアム・モリスの芸術と技術
    (キーワード)ウィリアム モリス
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    モリスらの活動を手本に展開したアーツ&クラフツ運動
  • 第5回 アール・ヌーヴォー様式の誕生
    (キーワード)アール・ヌーヴォー
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    ウィリアム・モリス以降,植物の造形に由来するアール・ヌーヴォー様式
  • 第6回 ジャポニスムと明治日本の近代化
    (キーワード)ジャポニスム
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    欧米の芸術に日本が与えた影響、明治期の日本に欧米が与えた技術の影響
  • 第7回 アーツ&クラフツ運動を展開したウィーン分離派
    (キーワード)印刷、保存形式
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    ヨーロッパの「新しい芸術」の誕生に関わった要素
  • 第8回 ドイツ工作連盟とバウハウス
    (キーワード)バウハウスの建築
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    規格化論争とバウハウスの建築と造形、そして芸術と人間
  • 第9回 モダンデザイン展開により芸術と技術の諸相(1)
    (キーワード)オランダモダンデザイン
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    オランダモダンデザイン
  • 第10回 モダン建築デザイン展開により芸術と技術の諸相(2)
    (キーワード)建築デザイン1
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    ル・コルビュジェらの現代建築デザインの音楽と空間、そして空間の光
  • 第11回 モダン建築デザイン展開により芸術と技術の諸相(3)
    (キーワード)建築デザイン2
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    20世紀を代表する建築デザイン
  • 第12回 モダン製品デザイン展開により芸術と技術の諸相(4)
    (キーワード)製品デザイン
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    現代に共通・共用する製品デザイナーの基本的職能
  • 第13回 モダングラフィックデザイン展開により芸術と技術の諸相(4)
    (キーワード)グラフィックデザイン
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    視覚伝達デザインとグラフィックの様式の技術
  • 第14回 ポストモダンとその後の芸術と技術の展開
    (キーワード)ポストモダン
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    批評と批判的活動として展開したポストモダン
  • 第15回 デジタル時代における芸術と技術の革新(劉)
    (キーワード)デジタル時代
    (予習)興味ある関連事項を事前に調べること
    (復習)配布した資料と課題の復習
    20年後のデジタル時代の多元的な芸術と技術の進行についての洞察

履修条件

なし

学習に必要な知識・技能等

なし


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 40 10 50 0 0 0 0 100
総合力指標 知識 20 5 20 0 0 0 0 45
技能 0 0 0 0 0 0 0 0
応用 5 5 10 0 0 0 0 20
表現 5 0 10 0 0 0 0 15
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 10 0 10 0 0 0 0 20
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:芸術と技術の歴史が理解できる。
  • 技能:―
  • 応用:創造的思考に応用できる。
  • 表現:文書作成に正確な表現
  • 協調:―
  • 意欲:新たな創造に対して積極的に試みる意欲を持てる。

教科書・教材・参考文献・配布資料等

各回に合わせた資料を配付する。

授業における配慮

パワーポイントを主たる提示器材として、スムーズな授業展開を心がけ、
関連するトピックスに関しては適宜資料を配布や映像で確認する。

受講生に望むこと

造形の無限の可能性に向けてチャレンジするための知識と意欲へのヒントにしてほしい。

教員実務経験