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SH032:絵画基礎技法

科目番号、授業科目名

SH032、絵画基礎技法/Basis of Drawing

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 総合デザイン学専門基礎教育科目、選択、演習(対面と遠隔の併用)、2単位

履修年次、開設学期

1年次、1学期

受講対象

総合デザイン学科

担当教員

生田目 美紀(火曜18:00~19:00・水曜12:00~13:00)


科目の到達目標

造形全般に必要とされる描画の基本的技法を習得できる。
絵として具体的にイメージを表現できる視覚的表現力が身に付く。

学習の項目別目標

1.サイエンスアート
対象物を観察し正確に描く力と立体感や質感を表現する絵画の基本的な技能を持つことができる。
2.透明水彩画・写実的描法
色を重ねることで物体のリアリティや空間を精密に表現する技能を持つことができる。
3.不透明水彩画・平面的描法
立体物を平面的に捉え構成的に表現する技能を持つことができる。


授業概要

デザインや造形に不可欠な描画表現の基本的技法の演習を行う。形態、空間、陰映等の表現技法について基礎的な演習を行い、絵として具体的に表現できる視覚的表現力を習得する。各回、2時限続きの授業として実施する。オンラインでの受講を希望する学生には画材一式と教材を事前に郵送する。

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修0.5時間
事後学修0.5時間

授業計画

折りたたむ

  • 第1回 ガイダンス
    (キーワード)授業の概要 ・ZoomとTeamsを使えるように練習
    (予習)手で描くことに興味を持って臨む
    (復習)次の課題のモチーフを選ぶ
    画材は基本的に貸出します。紙は支給します。
  • 第2回 鉛筆デッサン(細密描写)
    (キーワード)構図、配置、正確な形、質感、光と影
    (予習)鉛筆を使う感触を再確認する
    (復習)構図、配置、正確な形、質感、光と影について客観的に捉え仕上げて、提出する
    鉛筆・消しゴムは持参すること
  • 第3回 ボタニカルアート(鉛筆細密画)
    (キーワード)植物・観察・植物学
    (予習)身近にある植物を用意する
    (復習)対象物を撮影し、植物学的に正確に描けているか確認し、提出する
    鉛筆・消しゴムは持参すること
  • 第4回 写実的描法(基礎技法)
    (キーワード)絵の具の特性・技法(ウォッシュ、重ね、ぼかし、白抜き、洗い落とし)
    (予習)レモン、りんご、玉ねぎを準備する
    (復習)技法だけでなく、同系色、反対色等、色による表現の違いを理解する
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第5回 ボタニカルアート(植物画)
    (キーワード)植物・観察・着彩手順
    (予習)第3回で撮影した画像を準備する
    (復習)植物学的に正確に描けているか確認し、提出する
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第6回 写実的描法(下絵:構図)
    (キーワード)透明水彩画、構図、正確な形
    (予習)モチーフを準備し、構図の構想を立てる
    (復習)構図・正確な形を確認し下絵を完成させる
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第7回 写実的描法(着彩:光と影)
    (キーワード)透明水彩画・着彩手順・下地・白抜き
    (予習)着彩手順を計画する
    (復習)着彩手順を意識しながら着彩を進める
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第8回 写実的描法(着彩:明暗・陰影・空間)
    (キーワード)透明水彩画、着彩・立体感・明暗
    (予習)これまで経験した技法について見直し計画を立てる
    (復習)光と影・立体感・質感を意識しながら着彩を進める
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第9回 写実的描法(着彩:仕上げ)
    (キーワード)透明水彩画、着彩・立体感・質感・空間
    (予習)モチーフ全体の遠近の表現について計画する
    (復習)自分の絵を客観的に捉え質感・空間を意識して作品を仕上げ、提出する
    鉛筆・スケッチブック・筆は持参すること/透明水彩絵具は貸出します。
  • 第10回 平面的描法(構図と下絵)
    (キーワード)不透明水彩画、構図と下絵
    (予習)モチーフを準備し、構図の構想を立てる
    (復習)構図・対象物の特徴を意識して下絵を完成させる
    鉛筆・スケッチブック・不透明水彩絵具・パレット・筆は持参すること
  • 第11回 平面的描法(着彩)
    (キーワード)不透明水彩画、トーンセパレーション・色彩計画
    (予習)色彩計画を立て、着彩手順を考える
    (復習)トーンセパレーションを意識しながら着彩を進める
    鉛筆・スケッチブック・不透明水彩絵具・パレット・筆は持参すること
  • 第12回 平面的描法(着彩)
    (キーワード)不透明水彩画、細部の表現
    (予習)細部の表現について考える
    (復習)全体ならびに細部を描画する
    鉛筆・スケッチブック・不透明水彩絵具・パレット・筆は持参すること
  • 第13回 平面的描法(仕上げ)
    (キーワード)不透明水彩画、仕上げ
    (予習)光と影・立体感を意識しながら着彩を進める
    (復習)自分の絵を客観的に捉え作品を仕上げ、提出する
    鉛筆・スケッチブック・不透明水彩絵具・パレット・筆は持参すること
  • 第14回 発表準備
    (キーワード)完成していない作品を仕上げる。自主制作。
    (予習)全作品を見直し、仕上げる
    (復習)自分の絵を客観的に捉え作品を仕上げる
    必要な道具を持参すること。
  • 第15回 講評会・ふりかえり
    (キーワード)作品発表
    (予習)自分の作品、友達の作品のアピールポイントを考える
    (復習)作品を客観的に評価し、演習で得た知見をまとめる
  • 作品提出受付締切

履修条件

なし

学習に必要な知識・技能等

絵を描くことに興味があること


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 0 0 30 0 70 0 0 100
総合力指標 知識 0 0 20 0 0 0 0 20
技能 0 0 0 0 20 0 0 20
応用 0 0 0 0 0 0 0 0
表現 0 0 0 0 20 0 0 20
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 0 0 10 0 30 0 0 40
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:絵を描く時に必要な基本的な知識を理解できる。
  • 技能:基礎的な描画技法を理解し必要に応じて選べるようになる。
  • 応用:―
  • 表現:光と影、空間を理解し、描画できる。画材の特徴を理解した表現ができる。
  • 協調:―
  • 意欲:自分が納得できるまで考え、描き進める意欲がある。

教科書・教材・参考文献・配布資料等

教員が作成した教材を配布する。

授業における配慮

受講生の技量や個性に応じて、表現技法を習得できるようにする。協調的学習の時間を設ける。演習内容は視覚情報提示機器で提示し、オリジナルの教材冊子を配布する。

受講生に望むこと

各自の絵画的表現能力レベルをさらに向上させるために必要な努力を行い、表現技法を獲得するよう厳しい態度で授業に臨み、自らの描画の表現力の向上が目に見える形で作品化できるようになってください。

教員実務経験