SH022:色彩論

科目番号、授業科目名

SH022、色彩論/Theory of Colors

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 総合デザイン学専門基礎教育科目、選択、講義(対面と遠隔の併用)、2単位

履修年次、開設学期

1年次、1学期

受講対象

総合デザイン学科

担当教員

井上 征矢


科目の到達目標

色彩に関わる基本的な用語や理論、色彩計画の手法等を理解し説明できる。

学習の項目別目標

1.色が見える仕組み
 色が見えるための、光、物、眼の関係を理解する
2.表色系
 色を体系的に把握でき、色を見て色の値を推測できる力を習得する
3.色彩のイメージ、色彩心理、色彩調和論  
 配色と視覚的効果、イメージの関係を習得する
4配色法、色彩計画
 目的を達成するための配色方法を習得する


授業概要

色が見える仕組み、表色法、混色理論、測色法、配色法、色彩調和論、色彩心理等の色彩の基礎知識について解説する。また諸分野における色彩計画の実例について紹介する中で、色彩の表現効果や配色調和、コミュ二ケ-ションの手段としての色彩の活用法などについて理解を深める。。

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修2時間
事後学修2時間

授業計画

折りたたむ

  • 第1回 ガイダンス、色が見える仕組み1(光)
    (キーワード)電磁波、光、波長
    (予習)電磁波とは?
    (復習)高校までに学んだ色彩理論について(アンケート記入)
  • 第2回 色が見える仕組み2(物の色)
    (キーワード)反射、吸収、透過
    (予習)分光分布、分光反射率とは?
    (復習)波長と色みの関係を覚える
  • 第3回 色が見える仕組み3(眼)
    (キーワード)網膜、視細胞
    (予習)視細胞とは?
    (復習)網膜の構造について
  • 第4回 混色の原理
    (キーワード)加法混色、減法混色、中間混色
    (予習)光、色料の3原色とは?
    (復習)調色課題を進める
  • 第5回 表色系1(マンセル表色系)
    (キーワード)マンセル表色系、色相、明度、彩度
    (予習)色の3属性とは?
    (復習)調色課題を進める
  • 第6回 表色系2(PCCS表色系)
    (キーワード)PCCS表色系、トーン
    (予習)トーンとは何か?
    (復習)調色課題を進める
  • 第7回 表色系3(XYZ表色系)
    (キーワード)XYZ表色系
    (予習)加法混色に関する復習
    (復習)色を見て色の値を推測する練習
  • 第8回 色の測定方法
    (キーワード)視感測色方法、物理測色方法
    (予習)色を測定したい物を収集し、その値を推測する
    (復習)色の測定課題を仕上げる
  • 第9回 色彩の心理
    (キーワード)順応、残像、対比、同化
    (予習)色が見える仕組み3(眼)に関する復習
    (復習)色彩の錯視現象が見える図形の制作を仕上げる
  • 第10回 色彩のイメージ、色彩調和論
    (キーワード)色の象徴、連想、色彩調和論
    (予習)色彩調和論とは?
    (復習)色彩調和論に基づく配色課題を仕上げる
  • 第11回 色の機能性と配色法
    (キーワード)案内サイン、色の視認性、可読性、誘目性
    (予習)視認性、可読性、誘目性とは?
    (復習)イメージに基づく配色課題を進める
  • 第12回 色材
    (キーワード)色材
    (予習)各色材の特性、用途について
    (復習)イメージに基づく配色課題を仕上げる
  • 第13回 カラーユニバーサルデザイン
    (キーワード)ユニバーサルデザイン、視細胞、色覚の特性
    (予習)色が見える仕組み3(眼)に関する復習
    (復習)明るさの差を確保できる配色を考える
  • 第14回 色彩計画1(視覚表示)
    (キーワード)色彩計画、色のイメージ、誘導色、安全色
    (予習)安全色、安全標識とは何か?
    (復習)色彩計画課題(視覚表示)の仕上げ
  • 第15回 色彩計画2(インテリア、エクステリア)
    (キーワード)色彩計画、インテリア、エクステリア
    (予習)色の心理的効果について
    (復習)色彩計画課題(インテリア、エクステリア)の仕上げ

履修条件

なし

学習に必要な知識・技能等

なし


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 70 0 20 0 0 0 10 100
総合力指標 知識 70 0 10 0 0 0 0 80
技能 0 0 10 0 0 0 0 10
応用 0 0 0 0 0 0 0 0
表現 0 0 0 0 0 0 0 0
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:色彩に関わる基本的な用語や理論、色彩計画の手法等を理解し説明できる。
  • 技能:目的の色を正確に作成できる。目的を達成するために適切な配色を選択できる。
  • 応用:
  • 表現:
  • 協調:-
  • 意欲:授業や課題に対して粘り強く取り組むことができる。

教科書・教材・参考文献・配布資料等

授業ごとに説明資料を配布して講義を行う。教科書は指定しない。参考図書としては「色彩」(日本色研事業株式会社)を推薦する。

授業における配慮

講義内容を視覚的に提示する工夫を行い、手話も使用した丁寧な説明を心がける。単元ごとに確認課題を行う。

受講生に望むこと

これまで感覚的に扱ってきた色彩について、理論的にも考えられ、取り扱えるための知識と技術を学んでもらいたい。

教員実務経験