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SH431:日本語表現法B

科目番号、授業科目名

SH431、日本語表現法B/Japanese B : Technical Writing in Japanese

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 教養教育系科目、必修、演習(対面)、1単位

履修年次、開設学期

1年次、2学期

受講対象

総合デザイン学科

担当教員

脇中 起余子


科目の到達目標

レポートや論文を執筆するための基本的事項を理解する。
明解な表現や論理的な表現の方法を理解する。

学習の項目別目標

1. 論文に求められる日本語表現を理解する(事実文と意見文を区別し、断定的に書く。客観的・論理的な文章を書く)
2. 論文執筆のために、論文の構造や引用のしかたを理解する(序論、本論、結論、引用文献の書き方などを学ぶ)
3. 仮説検証について理解する(精度の良い仮説をたて、適切な方法で検証することの重要性を理解する。データの扱いに関する基本を知る)
4. 小論文の基本を理解する(模範的な小論文に学び、書かれた小論文を改善する力や小論文を書く力を身につける)
5. 文章作成の要となる助詞や接続詞が正確に使えるかを確認する(さらに微妙な助詞や接続詞の使い分けができるよう、積極的に学習に取り組む)
6. 自ら使える語彙や定型表現を拡げる(何気なく文章を読むのではなく、意識的に新しい語彙や定型表現を身につけようとする)
7. 自己管理能力を身につける(プリントを整理・保存する力をつける。受け身な姿勢から脱却する)


授業概要

 「日本語表現法B」では、論文執筆に必要な日本語力の養成に重点をおく。誤解のない客観的・論理的な文章とは何かを理解し、論文執筆に必要な基本スキルを身につけることを主要目的とする。
 下記の「授業計画」で記した内容以外に、文章作成に必要な助詞や接続詞の問題を不定期に出し、問題の一部を解説する。

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修0.5時間
事後学修0.5時間

授業計画

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  • 第1回  ガイダンス、1学期のおさらい①
    (キーワード)場に合わせた表現、敬語、句と句のつながり
    (予習)1学期プリントを読み直す(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第2回 1学期のおさらい②
    (キーワード)敬語、文章の校正
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第3回 作文・小論文・論文
    (キーワード)作文、小論文、論文
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第4回 論文の構成、文献の記し方、小論文①
    (キーワード)序論、本論、結論、文献
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第5回 評価の観点、小論文②、模範的な小論文に学ぶ
    (キーワード)評価の観点、反論の想定
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第6回 小論文③、相互批評
    (キーワード)問題提起、意見提示、展開、結論
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第7回 小論文④、相互批評
    (キーワード)問題提起、意見提示、展開、結論
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第8回 小論文⑤、相互批評
    (キーワード)問題提起、意見提示、展開、結論
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第9回 卒業論文を書く練習①(問題意識、研究計画の立案)
    (キーワード)問題意識、計画立案、先行論文を読む
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第10回 卒業論文を書く練習②(仮説、研究計画の立案)
    (キーワード)問題作成、仮説、依頼状
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第11回 卒業論文を書く練習③(目的、方法)
    (キーワード)骨格、目的、方法
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第12回 卒業論文を書く練習④(結果、考察)
    (キーワード)結果、考察、仮説の検証
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第13回 卒業論文を書く練習⑤(考察、今後の課題、文献)
    (キーワード)考察、今後の課題、文献
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第14回 卒業論文を書く練習⑥(全体の見直し)
    (キーワード)結論の妥当性
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h) 今までの資料を読み直して、試験勉強をする(1h以上)
  • 第15回 卒業論文の相互評価、2学期の振り返り
    (キーワード)まとめ
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h) 今までの資料を読み直して、試験勉強をする(1h以上)

履修条件

特になし

学習に必要な知識・技能等

特になし


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 40 0 30 0 0 0 30 100
総合力指標 知識 10 0 0 0 0 0 0 10
技能 20 0 10 0 0 0 0 30
応用 10 0 10 0 0 0 0 20
表現 0 0 5 0 0 0 15 20
協調 0 0 0 0 0 0 10 10
意欲 0 0 5 0 0 0 5 10
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:論文の作り方について、基礎的知識を身につけている。
  • 技能:論文の作り方について、基礎的な運用や適切な利用ができる。
  • 応用:学習したことを実際的に応用できる。
  • 表現:仮説と考察、結論などを論理的・説得的な日本語で表現できる。
  • 協調:グループ活動を進めることに貢献できる。
  • 意欲:配布資料を整理・保存できる。客観的な文章を作成しようとする意欲がある。

教科書・教材・参考文献・配布資料等

教科書:指定しない
参考文献:授業時間内に適宜紹介する
配布資料:毎時プリントを配布する

授業における配慮

手話、板書、プリントなど視覚情報を多用する。

受講生に望むこと

 ひとりよがりな文章では、人や組織を動かせない。エビデンスに基づいた記述が求められる。良い論文を作るためには、「問題の所在をつかむ、仮説をたてる、検証するための方法を選ぶ、結果を考察する、結論をまとめる」のそれぞれを適切に行うことが必要だが、一年生が対象の本授業では、客観的・論理的な文章の書き方や文章の組み立て方に重きをおいて学習する。論文にふさわしい文章を書くためには、客観的な見方や視野の広さが必要である。ふだんからいろいろな読み手(聞き手)を念頭に置いた言語活動を心がけてほしい。

教員実務経験