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SA032:情報リテラシー

科目番号、授業科目名

SA032、情報リテラシー/Information literacy

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 産業情報学基礎教育科目、必修、講義・演習(対面と遠隔の併用)、2単位

履修年次、開設学期

1年次、1学期

受講対象

産業情報学科

担当教員

米山 文雄
菊地 浩平
金谷 健太郎
他  


科目の到達目標

* データサイエンスで要求される,資料・データを読み,整理し,解釈する力を身につけ,自分の主張の根拠としてブラッシュアップすることができるようになる
* 基礎的な文章作成の技術を学び,意見・主張が明確なレポートが書けるようになる.
* データサイエンスを支える様々な基盤に関するトピックに関心を持ち,現状や今日的課題について議論できるようになる

※ 成績評価では,みなさんがこれらの目標に到達できているかどうかをレポートと課題の提出状況から総合的に判断します.

学習の項目別目標

資料の適切な扱い方を知る
  様々な資料源からの情報収集ができるようになる
  様々な資料の特性を理解し,整理・参照できるようになる
  様々な資料やデータを批判的に読解できるようになる
アカデミック・ライティングの基礎を身につける
  自らの主張を「問い」という形で表現することができるようになる
  自らの力でレポートを論理的に構成できるようになる
  明確な根拠に支えられた説得的な文章が書けるようになる
建設的な議論をする力を身につける
  他者の主張の改善点や不足点を見つけ,適切なコメントができるようになる
  他者からの指摘を受け止め,修正・訂正等の必要に応じた対処ができるようになる

※ 上記の「科目の到達目標」と対応させながら読んでください.


授業概要

大学の学習では単に情報を収集・整理・記憶するだけでなく,その内容を批判的に捉え直し,自分の意見・主張を構築していく力,すなわち情報リテラシーが求められます.また他者と様々なかたちで関わり合い,建設的な議論をしていく力も求められます.この授業ではそういった「今後の大学生活を実りあるものにするための力」としての情報リテラシーを身につけることを目的とします.

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修1時間
事後学修2時間

授業計画

折りたたむ

  • オリエンテーション: 読み手を考えて文章を書く
    (キーワード)読み手との関わり方
    •授業全体の目標と課題を把握する •時間・相手・機会(目的)に応じて適切な文章を執筆することができる •電子メールを素材として,目的に適した文章を作成できる
  • 基礎編: 書き手と関わりながら読む
    (キーワード)書き手との関わり方
    •著者と関わりながら読む方法について学ぶ •事実と意見,意見と根拠の関係について学ぶ •資料情報シートの書き方を学ぶ
  • 基礎編: 資料を批判的に読解する
    (キーワード)批判的読解
    •批判的読解を実践する
  • 基礎編: 問いを立てる
    •レポートの問いを考える
  • 応用編(1): 資料を探す
    (キーワード)資料の探索
    •レポート作成における資料・データの役割を理解する •様々な資料を知り,適切な検索・整理方法を学ぶ •情報の信頼性について学ぶ •調べたこと,集めたデータを記録する方法を学ぶ
  • 応用編(1): 図書館の資料を探す
    (キーワード)図書館
    •図書館サービスの使い方を理解する(OPAC,資料貸出手続きなど) •教員の支援を得て適切な資料が検索できる •資料(主に書籍)の読み方を理解する
  • 応用編(1): 集めた資料を吟味して考えを深める
    (キーワード)問い
    •「問いの条件」をもとに,考えた問いを絞り込む •レポートの流れを組み立て,資料と関連付けながら主張を考える •レポートで主張したいことを「宣言」としてまとめる
  • 応用編(2): レポートの構成を考える
    (キーワード)アウトライン
    •レポートの構成を知る •序論・本論・結論のアウトラインを作る •アウトラインについて学生間で検討し,修正する
  • 応用編(2): 中間発表会1 (アウトラインの発表)
    (キーワード)ピアレビュー
    •アウトラインを用いて,他者にレポートの内容を説明する •説明を踏まえた上で構成や段落内容に関するディスカッションを行い,修正すべき点を洗い出す
  • 応用編(2): パラグラフを意識して書く
    (キーワード)パラグラフ・ライティング
    •パラグラフ・ライティングとは何かを知る •パラグラフ・ライティングの様々なパターンを知る
  • 応用編(2): 図表,引用,参考文献の扱い方
    (キーワード)図表,引用,参考文献,剽窃
    •図表の書き方,引用の仕方,参考文献表の書き方を学ぶ •剽窃とは何か,剽窃がなぜ良くないか,どのように他者の文章や資料を利用するべきかを学ぶ
  • 応用編(2): 中間発表会2 (文章内容の発表)
    •前回からの改善点,図表の書き方,引用の仕方や参考文献の書き方をお互いに見直して改善する
  • 応用編(3): レポートの推敲
    (キーワード)ピアレビュー
    •構成・内容・表現・形式の4つの観点から,グループでチェックし,レポートを改善する •最終発表の準備をする
  • 応用編(3): 最終発表会
    •レポートの主張と根拠を,他者にわかりやすく説明する •他者の発表をきいて,建設的なコメントを行う
  • まとめと振り返り
    •学んだ知識,作業内容,自己の成長を振り返る •身につけた知識・能力が今後活用できる場面を考え,さらに必要な知識・能力について考える

履修条件

特になし

学習に必要な知識・技能等

特になし


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 0 0 40 0 0 0 60 100
総合力指標 知識 0 0 0 0 0 0 0 0
技能 0 0 0 0 0 0 0 0
応用 0 0 0 0 0 0 0 0
表現 0 0 0 0 0 0 0 0
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識: 
  • 技能: 
  • 応用:授業を通して学んだ資料の扱い方やアカデミックライティングの基礎を活用して課題を仕上げることができているかどうか.
  • 表現:自分の主張を論理的・説得的に構成し,表現することができているかどうか.
  • 協調: 
  • 意欲: 

教科書・教材・参考文献・配布資料等

<教科書>
なし

<参考書>
* 世界思想社編集部編 『大学生 学びのハンドブック』 4訂版. 東京: 世界思想社. (1,200円程度)

参考書として上記の書籍を挙げておきます.大学での学習全般に通じる基本的な事柄をわかりやすくまとめてあり,この授業に限定されないスタディスキルについて広く知ることができるため,是非目を通してください.また発展編として以下の書籍を挙げておきます.

* キャロル・ヴォーダマン,ジョフ・バーカー,アンドリュー・モラン,カス・センカー,サンディ・ソマー,マット・グラント,クレール・ラングフォード(著) 山崎正浩 (訳) (2017) 『イラストで学ぶスタディスキル図鑑−自ら学習する力をつける』 大阪: 創元社. (2,800円程度)

両書とも本学附属図書館に配架されています.

<配付資料>
授業では教員が用意した資料を配布する他,授業ごとに課す宿題を次回以降の授業で繰り返しつかうことになります.この授業用のファイリングケース等を用意しておくこと.

授業における配慮

* 授業では音声・手話等複数の手段で説明を行う他,教員の説明を補完する視覚的資料を用意します.また不明な点が残らないよう,授業中に質問を受け付けますので活用してください.
* 担当教員の連絡先・オフィスアワーについては授業時に伝えますので必要に応じてアポイントを取り,利用してください.

受講生に望むこと

<授業の予定変更等について> * 5回目と6回目は授業の進行によって順序が逆になる可能性があります. * 日程や課題内容の変更については,担当教員からメールで連絡をする場合があります. <成績評価方法の詳細について> * 期末レポート 30% (いくつかのテーマから選択し,自分自身の関心に応じて執筆したレポートを期末に提出する) * その他 70% (授業後に課す宿題の提出状況60%,授業内で行う演習の評価10%) <成績評価基準について>  上記方法による総合評価に基づき,90点以上をA+,80点以上をA,70点以上をB,60点以上をC,60点未満をD (不合格)とします. <授業での予復習について>  ほぼ毎回課題を出します.課題に取り組むためには一定程度の時間が必要になりますので,各自でスケジュールを調整してください.特に学修の仕上げとして提出する期末レポートにはかなりの時間を使うことになるので,時間が確保できずに提出ができなかった・提出が遅れたといったことにならないよう,各自で十分に注意してください.  授業外学習を含めた詳細な予定については,初回授業時に資料として配付し,指示します.

教員実務経験