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SA381:日本語表現法A

科目番号、授業科目名

SA381、日本語表現法A/Japanese A : Technical Writing in Japanese

科目区分、必修・選択、授業の方法、単位数

産業技術学部 教養教育系科目、必修、演習(対面)、1単位

履修年次、開設学期

1年次、1学期

受講対象

産業情報学科

担当教員

脇中 起余子


科目の到達目標

・書記日本語の基礎を身につける。
・目的に応じた日本語表現のしかたを理解する。

学習の項目別目標

1. 書記日本語の大切さを理解する(日本語を読み書きする力の大切さを理解し、文字情報にふれる機会を意識的に増やす)
2. 場面や目的を意識し、日本語表現を工夫する(場面や目的に合わせていろいろな表現を適切に使い分ける)
3. 文章作成の要となる助詞(特に格助詞)が正確に使えるかを確認する(さらに微妙な助詞の使い分けができるよう、積極的に学習に取り組む)
4. 自ら使える語彙や定型表現を拡げる(何気なく文章を読むのではなく、意識的に語彙や定型表現を取りこもうとする)
5. 待遇表現(敬語)の基本を身につける(待遇表現の基本を理解し、適切に運用する)
6. Eメールを適切に使う(通信手段としてのEメールを適切に使う)
7. いろいろな視点から物事を考え、客観的な文章や反論を想定した文章を書く(他者の思いを想像し、いろいろな立場を考慮に入れた表現をする)
8. 自己管理能力を身につける(プリントを整理・保存する力をつける。受け身な姿勢から脱却する)


授業概要

 話しことばと書きことばは別物である。「日本語表現法A」では、書記日本語を書く力の養成に重点を置く。語彙を拡げ、誤解のない文を作り、目的に応じた適切な表現ができるようになることを主要目的とする。
 下記の「授業計画」で記した内容以外に、文作成に必要な助詞(特に格助詞)の問題を不定期に出し、問題の一部を解説する。

時間外学修に必要な学習時間の目安

目安 準備学修0.5時間
事後学修0.5時間

授業計画

折りたたむ

  • 第1回 ガイダンス、自己紹介①、1学期のレポート課題(1)の説明
    (キーワード)書記日本語、学術的文章、論理性のある文章
    (予習)シラバスを読んで、全体の流れを把握する(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第2回 自己紹介②、語彙を拡げる、1学期のレポート課題(2)の説明
    (キーワード)ことわざ、慣用句、定型文
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第3回 作文に際しての最低限のルール、Eメールの基本
    (キーワード)話しことばと書きことば、作文のルール、Eメール
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第4回 説明文を書く、シソーラスの利用
    (キーワード)説明文、同義語・類義語、シソーラス
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第5回 句読点の打ち方や語順を考えて書く
    (キーワード)句点、読点、語順
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第6回 句(主語や目的語、述語)のつながり
    (キーワード)主語、目的語、述語、句のつながり
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第7回 断定文と婉曲な言い方、主観的な文と客観的な文
    (キーワード)断定、婉曲、主観と客観、エビデンス
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第8回 事実と意見の区別
    (キーワード)事実と意見
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第9回 「名詞中心文」と「動詞中心文」
    (キーワード)「名詞中心文」と「動詞中心文」、英語と日本語の違い
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第10回 待遇表現(敬語)①
    (キーワード)敬語、尊敬語、謙譲語、丁寧語
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第11回 待遇表現(敬語)②
    (キーワード)「敬語の指針」、「謙譲語I」・「謙譲語II(丁重語)」、「ウチ」と「ソト」
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第12回 視点を変えて書く、反論を想定して書く
    (キーワード)視点の変換、反論、ディベート
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第13回 テーマにそって書く①、学習の振り返り
    (キーワード)メモの効用、自己を見つめる
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h)
  • 第14回 テーマにそって書く②、一学期の振り返り①
    (キーワード)キーワードとポイントを見つける
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)授業で示された事後課題に取り組み、〆切を守って提出する(0.5h) 今までの資料を読み直して、試験勉強をする(1h以上)
  • 第15回 一学期の振り返り②、夏季休暇レポートの説明
    (キーワード)正確な文、適切な表現、客観的な表現
    (予習)授業で示された事前課題に取り組む(0.5h)
    (復習)今までの資料を読み直して、試験勉強をする(1h以上)

履修条件

特になし

学習に必要な知識・技能等

特になし


成績評価方法

折りたたむ

期末試験小テストレポート発表作品学習計画その他合計
総合評価 50 0 20 0 0 0 30 100
総合力指標 知識 10 0 0 0 0 0 10 20
技能 20 0 0 0 0 0 10 30
応用 10 0 10 0 0 0 0 20
表現 10 0 0 0 0 0 0 10
協調 0 0 0 0 0 0 0 0
意欲 0 0 10 0 0 0 10 20
  • 知識:知識を取り込む力
  • 技能:技能を修得する力
  • 応用:想起・解釈・問題解決能力、思考・推論・想像する力
  • 表現:プレゼンテーション力(提示・発表・伝達する能力)、コミュニケーション力(思考・感情を伝達する能力)
  • 協調:コラボレーション力(共同・協調する能力)、リーダーシップ力(統率力、指導力)
  • 意欲:自ら考え行動する力(学習に取り組む姿勢・意欲、チャレンジ精神、自己管理能力)

成績評価基準

  • 知識:助詞の使い方、待遇表現、Eメール、「伝わる文」について、基礎的知識を身につけている。
  • 技能:助詞の使い方、待遇表現、Eメール、「伝わる文」について、基礎的な運用や適切な利用ができる。
  • 応用:学習したことを実際的に応用できる。
  • 表現:自分の考えなどを正確でわかりやすい日本語で表現できる。
  • 協調:
  • 意欲:配布資料を整理・保存できる。読書を通して語彙を拡げようとする。自分の誤用に自覚的であろうとする。

教科書・教材・参考文献・配布資料等

教科書:指定しない
参考文献:授業中適宜紹介する
配布資料:毎時プリントを配布する

授業における配慮

手話、板書、プリントなど視覚情報を多用する。

受講生に望むこと

 社会で自立した人間として生きるためには、日本語力だけでなく、配布資料を整理して保存する力や、事前に準備する力、得た情報を相互に結びつける努力、相手の状況を想像して思いやる力も大切である。文字にふれる機会を増やすだけでなく、新出語の意味は前後の文脈から推測し、内容を早く読み取り、新しい語彙や定型表現を取りこみ、作者の主張をいろいろな視点から吟味してみてほしい。文章を作る機会も意図的に増やしてほしい。

教員実務経験