ホーム > 学部・大学院 > 大学院 技術科学研究科 > 産業技術学専攻 > s2113:聴覚・音声・音響情報処理特論

s2113:聴覚・音声・音響情報処理特論

授業科目名 聴覚・音声・音響情報処理特論
英 訳 Auditory, Speech and Acoustic Processing
科目番号 S2113 科目区分 専門科目 ■コース指定選択科目
標準履修年次 1年次 単位数 2単位
授業の形式 講 義
担 当 教 員 安 啓一
授業の概要 音に関する情報の処理過程を音声・音響・聴覚の立場から詳しくみる。内容は,1)音の種類とその物理的性質の基礎,2)音の聴覚知覚と音声生成の仕組み,3)音声,音楽,騒音の特徴と分析法,4)音環境における応用音響の広がり,である。MATLABによるプログラミングやデモンストレーションを重視し,体験型の授業を行う。
授業の到達目標 音の物理から始め,生活環境における音声,音楽,騒音などのディジタル信号処理による音響分析と聴覚心理,さらにオーディオ,超音波,建築音響などの音響応用を学ぶ。音響学を通し音声,音響,聴覚に関わる基礎的な内容を理解することを目標とする。
受 講 条 件 なし
教材、参考書 音声・聴覚のための信号とシステム―音声・聴覚研究の入門書. 海文堂出版 (1998).
日本音響学会 編,鈴木陽一,他 著:音響学入門(音響入門シリーズ A-1).コロナ社 (2011)
成績評価方法 定期試験により評価する(80%)。また,授業内でのリアクションペーパー・小テストの結果を考慮する(20%)。
キーワード 聴覚,音声,音響,音波,聴覚心理,聴覚障害,音声障害,残響,環境音




担当教員 授 業 内 容
1 安 啓一 イントロダクション(音響学とは何か,授業の目的や到達目標,授業進行について)
2 安 啓一 音と音波の性質(縦波と横波,音の伝搬,正弦波の振幅や周波数について)
3 安 啓一 音の種類と特徴(純音と複合音の違い,音のスペクトル,共鳴について)
4 安 啓一 聴覚系の機構(外耳・内耳・中耳,聴覚神経,中枢について)
5 安 啓一 音の心理(音の3要素,可聴域値,弁別閾,物理量と心理量について)
6 安 啓一 音の大きさ・高さの知覚(ラウドネス,高さの知覚,ピッチ,音色,時間の知覚,時間分解能・時間順序について)
7 安 啓一 聴覚の周波数・時間分析(臨界帯域,聴覚フィルタ,マスキング,同時・継時・中枢マスキングについて)
8 安 啓一 音の方向・距離・広がり知覚(片耳聴,両耳聴,カクテルパーティー効果,音源定位,音の方向感覚について)
9 安 啓一 発話の仕組み(音声器官の解剖学,音源フィルタ理論,パータベーション理論について)
10 安 啓一 音響信号の分析(スペクトル分析,声紋,パターンプレイバックについて)
11 安 啓一 音声の性質と知覚(母音・子音の知覚,弁別・識別,カテゴリー知覚について)
12 安 啓一 音楽・騒音の特徴(楽器の物理学,報知音,騒音,環境音について)
13 安 啓一 室内音響とオーディオ機器(ホールや公共空間の残響,PA,非常放送,音響機器について)
14 安 啓一 超音波の性質と応用(超音波の特徴,応用例について)
15 安 啓一 まとめ