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本学大学院生が2018年度笹川科学研究助成の採択を受ける

写真は、会場でのノートテイクの様子と決定通知書を持つ加藤さんです。

本学技術科学研究科産業技術学専攻2年生の加藤 優さんが「聴覚障害児の環境音認知のために聴覚的記憶形成を支援するシステム」という研究テーマで2018年度笹川科学研究助成を受けることになり、4月27日 ANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた2018年度笹川科学研究助成研究奨励の会に参加しました。今年度、数物・工学系分野での採択率は25.4%ということです。本学の修士学生で研究助成を受け、大学に寄付を行うのは初めてとなります。
 加藤さんは大学4年生の特別研究でこの研究テーマに取り組み始め、聴覚障害を持つ多くの児童に環境音の理解をしてもらいたいという強い気持ちから社会人経験後に研究を再開しました。
 聴覚障害を持ちながら研究を行うにあたっては、学会や研究会で関連研究を聴講したい、自分の研究を発表したい、と思っても情報保障を常に得られるわけではないため、制約を感じることも多いはずです。加藤さんは修士1年生の間、これまで情報保障が行われていなかった学会や研究会に働きかけ、情報保障を実施してもらいました。笹川科学研究助成研究奨励の会において、主催者に情報保障がなぜ必要なのか、どのような情報保障が必要なのか、を説明して、会場でのノートテイクが実現されました。
 今年度は研究助成金を利用して海外での発表も行う予定で、今後の研究の発展が期待されます。
 写真は、会場でのノートテイクの様子と決定通知書を持つ加藤さんです。

(産業技術学部産業情報学科 平賀 瑠美/2018年5月8日)