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開学30周年記念国際シンポジウムを開催

講演の様子 イリアス・マストラス氏(左)、キム・ユファン氏(右)

9月29日 金曜日、筑波技術大学開学30周年記念国際シンポジウムが開催されました。今回は「障害がある学生のスポーツに関わる取組み-パラリンピック、デフリンピックの事例から学ぶ-」をテーマとして、2名の講師をお招きしました。
日英逐次通訳、日本手話通訳、日本語文字通訳、点字資料及び拡大文字資料による情報保障体制のもと、146名の参加者がありました。 シンポジウムでは、本学の大越教夫学長の歓迎挨拶に引き続き、次の2つの講演が行われました。

  • 基調講演1    A ball for all, a goal for Inclusion ボールはみんなのために,インクルージョンというゴールに向けて
                        ギリシャ:Elias Mastoras(イリアス・マストラス(国際視覚障害者スポーツ連盟 ブラインドサッカー部門審判コーディネーター))
  • 基調講演2 Challenges in the Deaflympics and Beyond デフリンピック,そして次の飛躍へ
                        韓国:You-Hwan Kim(キム・ユファン(ナザレ大学 再活治療学部 特殊体育学専攻))

イリアス・マストラス氏は、国際視覚障害者スポーツ連盟(IBSA)のブラインドサッカー審判コーディネーターです。普段はノン・フォーマル教育におけるユーストレーナーとして勤めており、またコーチとして自身のチェス・アカデミーを運営しています。2016年のリオ・パラリンピックでは、ブラインドサッカー審判コーディネーターとして参加しました。講演では、スポーツ、特にオリンピックやパラリンピックを通した友情、連携、フェアプレイに基づく相互理解、そしてそれらによって築くべき平和で平等な世界について説明していただきました。
 また、キム・ユファン氏は、2005年11月に本学と交流協定を締結したナザレ大学再活治療学部特殊体育学専攻の国際教授であり、2016年にはアジア理学療法学会国際シンポジウムを事務総長として開催しました。講演では、スポーツの意義やデフ・スポーツの起源、さらに韓国におけるデフリンピックの取り組みについて説明していただきました。

パネルディスカッションの様子

基調講演に引き続き、パネルディスカッションが行われました。まず、本学障害者高等教育研究支援センター 中島 幸則准教授により、パラリンピック及びデフリンピックの説明があり、その後天久保キャンパスでの障害者スポーツに関する取り組みについて紹介がありました。続いて、保健科学部 福永 克己助教により、春日キャンパスでの取り組みについて説明がありました。これらの紹介を受け、招聘講演者2名と、パネリストの本学大学院産業技術学専攻1年生 設楽 明寿さん、保健科学部情報システム学科4年生 佐々木ロベルト泉さん、保健科学部保健学科鍼灸学専攻2期生 川村 怜さんを交えて障害者スポーツについて討議が行われた後、講演内容及びパネルディスカッションに関する会場との質疑応答がありました。

集合写真

写真は、イリアス・マストラス氏及びキム・ユファン氏による講演の様子(上)と、パネルディスカッションの様子(中)、集合写真(下)です。

(国際交流委員会委員長 西岡 知之/2017年10月10日)