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学長あいさつ

学長肖像

「眼や耳からの情報取得に制限のある学生が、バリアのない教育環境で思う存分勉強し、持っている能力を開花させ、より良い社会自立を果たしてほしい。リーダーとして社会に参画・貢献してほしい。」これらの願いを実現するために、筑波技術大学は我が国で唯一の聴覚障害者と視覚障害者のための高等教育機関として、28年前に筑波技術短期大学として開設され、10年前に4年制大学となった国立大学です。

本学は、「今日こんにちの知識基盤社会に対応できる幅広い教養と専門的な技術とを有する専門職業人を育成し、両障害者のより良い社会自立を促進すること」、「最新の科学技術を応用して、障害の特性に即した教育方法を開発し、障害者教育全般の向上に貢献すること」を目的としています。

開学かいがく以来、教育の質の向上、学生支援の充実に努め、障害補償システムや教育方法の研究開発により、障害のある学生が大学教育を確実に履修できる環境も整備してきました。その結果、卒業生においては毎年きわめて高い就職率を達成しており、社会参画・貢献できる人材育成や障害者教育の向上の点で大いに成果を上げています。

今年度は、大学院「情報アクセシビリティ専攻」設置2年目となり、大学院組織が完成します。また、東西医学統合医療センターの新棟建設による手技療法外来の新設、リハビリテーション部門の拡大など、これまで以上に教育・研究環境も整備されます。また、アクティブ・ラーニングの推進、グローバル化への対応、社会人の「学び直し」のための編入試験の拡大など、より一層、教育内容の充実を図ります。さらに、全国の障害者高等教育の共同利用拠点として他大学等への支援機能を担う大学として、着実な計画の推進により実績を積み重ねていきます。

聴覚・視覚障害者のための高等教育に関する我が国の中核機関として多様化する社会的ニーズに対応できるよう教育力と研究力をさらに高め、「障害者から頼りにされる大学」を目指し、より一層発展させたいと考えております。

平成27年4月

国立大学法人 筑波技術大学長  大越おおこし 教夫