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聴覚障害学生のニーズを活かした支援体制作り
 3.各段階に応じた支援−(1)消極的反応段階での支援−


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残念ながら、現在の日本では「私は大丈夫です」「支援は必要ありません」と支援を求めない聴覚障害学生が一番多いようです。「特別扱いされたくない」「周りと同じようにやっていきたい」という気持ちがあるからこそ、ここまで来られたとも言えるでしょう。

支援する側が、聴覚障害学生のこれまでの生き方を否定せずに受けとめると同時に、サポートの魅力をいかに伝えていくかが、ポイントになるかもしれません。

支援例 1

A大学では、次年度にはじめて聴覚障害学生が入学してくることがわかりました。早速、入学後の支援について話し合おうと、教員が本人と面談して必要なサポートを尋ねたところ、「口話でわかりますから、特にサポートは・・・」としっかりした返事がありました。その場では無理にサポートを勧めずに、「一度、授業を見学してみようか」と見学日を約束するにとどまりました。

後日、実際の授業を目にした聴覚障害学生は、「やはり口話ではわかりません・・・」とサポートの必要性に気づいたようです。今ではノートテイクやパソコン通訳を活用して受講しています。


支援例 2

専任の障害学生支援コーディネーターを置いているB大学では、聴覚障害学生が受講する講義のほとんどにノートテイクをつけていますが、ある聴覚障害学生は「私は大丈夫です」と支援をかたくなに拒否しています。コーディネーターから「一度だけでいいから、ノートテイクをつけてみない?」と勧めたり、聴覚障害の先輩から「ノートテイクっていいよ」と話してもらうように伝えたりと、半ば押し切る形でノートテイクをつけてみました。当初は困惑した様子でしたが、次第に授業の楽しさに目覚めた模様です。


支援例1・2とも、本人の支援を拒否する気持ちを受けとめつつ、「サポートはいりません」という言葉をうのみにせずに、潜在的ニーズを意識した丁寧な対応が功を奏した例と言えます。これまでに一度も通訳を見たことのない、サポートを受けたことのない聴覚障害学生にとっては、サポートは遠い世界のできごとです。サポートを通して初めて知る「世の中にはこんなにも情報があふれていたんだ!」「授業ってこんなに楽しかったんだ!」という感慨は、「障害を人に知られたくない」「人に頼らなくてもやっていける」という不安や気負いをはるかに上回るものなのでしょう。


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