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Q 聴覚障害学生支援の全国的な状況はどうなっていますか?

現在、全国の大学の約50〜60%に障害学生が、約30〜40%に聴覚障害学生が在籍していることが明らかになっています。

各大学に在籍している聴覚障害学生数は、約8割の大学で1〜3名となっており、逆に10人以上の聴覚障害学生を受け入れている大学は、全国でも6校とほんの一握りです。ここから、聴覚障害学生は全国の数多くの大学に点在して在籍している様子がうかがえます。

また、在籍する聴覚障害学生に対して、大学側が行っている支援には、手書きによるノートテイクがもっとも広く用いられており、聴覚障害学生を受け入れている大学のうち、約半数が何らかの形で大学が関与した形でのノートテイクを行っているようです。

学生ボランティアに対するノートテイク養成講座を実施している大学や,ノートテイカーに対して謝金を支給している大学や、事務職員がノートテイカーのコーディネートを行っている大学はいずれもノートテイクを行っている大学の4〜6割になっていますが、この数は急激に増えている印象があります。また、手話通訳による支援、パソコン要約筆記による支援は、それぞれ聴覚障害学生が在籍している大学の18.8%、13.6%とまだまだ多くはありませんが、これも今後増えてゆくことでしょう。

障害学生支援委員会等といった、障害学生支援について全学的に協議・検討を行う委員会を有している大学の数は、全国の大学の6〜10%程度に上っていて、最新の日本学生支援機構の調査では114校(回答校全体の11.4%)に設置がなされているとの結果が出ています。

同様に障害学生支援のための専任スタッフの配置についても30校程度の報告があり4)、少ないながらも大学として本格的に障害学生支援に乗り出そうとする姿勢がかいま見られます。また、手話通訳や要約筆記等の資格を有する専任スタッフを学内に配置する取り組みも徐々に広がりつつあり、毎年数校ずつではありますが、確実にその数は増えてきています。さらに、欧米のように専任の情報保障者による保障を標準としている大学も表れており、今後はこのような専門的人材を整えた全学的な支援体制の提供がよりいっそう広がることが期待されます。

TipSheet「聴覚障害学生支援の全国的状況」白澤麻弓より
(2007/11/30)

参考になる資料

聴覚障害学生支援の全国的な状況については、以下のTipSheetに概要がまとめられています。
チップシート全国的状況1チップシート全国的状況2

「聴覚障害学生支援の全国的状況 ②」
 白澤麻弓(筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター)

 はじめに
 高等教育機関における聴覚障害学生支援の現状
 (1)聴覚障害学生の在籍状況
 (2)聴覚障害学生に対する支援の現状
 (3)全学的支援体制の整備状況
 おわりに
→ダウンロード(pdf)


聴覚障害学生支援に関する全国調査には以下のようなものがあります。

  • 白澤麻弓(2005)聴覚障害学生に対するサポート体制についての全国調査
    全国調査報告全国調査報告2
    筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターおよびPEPNet-Japanの協力で実施した調査。全国約1200校の大学・短期大学を対象に行われており、聴覚障害学生学生に対する支援体制の実態を詳細に明らかにしている。
    本サイトに記載されているデータもこの調査の結果によるもの。
    →ダウンロード(pdf)
    →調査の報告サイトはこちら

  • 日本学生支援機構(2006)大学・短期大学・高等専門学校における障害学生の修学支援に関する実態調査報告書
    日本学生支援機構調査報告書
    日本学生支援機構が国の外郭団体として始めて実施した障害学生支援全般に関する調査。回収率が90%以上と非常に高く、信頼性のある結果が得られている。

    ※全国の大学・短期大学・高専のうち…
      障害学生が在籍している:59.1%(592校)
      障害学生支援に関わる独立した部局を設けている:11%(114校)
      障害学生支援のための専門スタッフを配置している:3%(33校)
      いずれも障害学生の在籍数が増えるほど、設置率が上がる。
    →調査の報告サイトはこちら

  • 全国障害学生支援センター(1994〜2005)大学案内障害者版.全国障害学生支援センター(旧:わかこま自立生活情報室)
    大学案内障害者版2005 全国障害学生支援センター(旧:わかこま自立生活情報室)が1994年から毎年継続的に行っている障害学生支援全般に関する調査。結果は大学ごとに詳細に公表されており、障害のある高校生が進学先を選ぶ時などに参考にできる形で出版されている。
    →大学案内障害者版についてはこちら
    →全国障害学生支援センターのサイトはこちら

  • 日本障害者高等教育支援センター(2004)大学内の支援(サポート)組織に関するアンケート調査報告書
    JAHED調査報告書
    日本障害者高等教育支援センター(JAHED)による全国調査で、結果は国立大学と私立大学に分けて考察されている。

    ※障害学生支援のための部署設置 6.6%(37校)
      うち64.8%が2000年以降の設置
      90年代の設置はほとんどが私立大

  • 国立大学協会(2001)国立大学における身体に障害を有する者への支援等に関する実態調査報告書
    国立大学協会調査報告書
    国立大学を対象として実施された調査。結果を基に、障害学生の受け入れ体制整備のための以下の提言がなされている。
    (前略)(個々の大学には)各学部委員から構成される全学的な「障害学生支援委員会」を設けるべきであり、将来的にはこの委員会を恒常的な「障害学生支援センター」の設置へと発展させていくことが望まれる。
    国の援助のもとに、基幹大学に「障害学生支援情報センター」を開設し、公立大学や私立大学を含む全国の大学に障害学生支援に関する情報を提供することが望まれる。また、全国のエリアごとに障害学生支援の中核となる大学を設け、基幹大学・エリアの中核となる大学・個々の大学の間の情報ネットワークを形成していく必要がある。
    →調査の報告サイトはこちら

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