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Q 音声認識による支援とはどのようなものですか?

■方法と今後の課題
通常のパソコンで動作する市販の音声認識ソフトウェアを利用して、情報保障を行おうとする試みもいくつか報告されています。現在、市販されている音声認識ソフトウェアの中には、ソフトウェアに適した発話を行えば、かなりの認識精度が得られるものがあります。しかし現在のところ、教員が発話した音声そのままでは十分な認識精度が得られず情報保障としては不十分であるため、教員の音声を担当者が“復唱”し、その音声を音声認識ソフトウェアで文字化する方法を採用しているグループが大半です。また、得られた文に含まれている誤認識文字を校正する作業も非常に重要になっています。そのため、通常はこの2段階のステップを経て、聴覚障害学生に文字が提示されます。
容易に多くの情報を聴覚障害学生に提供できるようなイメージがありますが、現在のところ人を介した入力ではありえないような誤変換が発生することも多いため、認識精度を上げるための人員配置や人材育成など、まだ多くの問題を抱えています。しかし、音声認識の技術は日々進歩を続けているため、認識率や話し言葉への対応状況が改善されてゆけば、今後有効活用の道が開けていくことでしょう。

TipSheet「文字による支援方法」三好茂樹より
(2007/11/30)


参考になる資料
音声認識による支援については、以下のTipSheetに概要がまとめられています。

チップシート文字による支援1チップシート文字による支援2

TipSheet「文字による支援方法 ⑦」
三好茂樹(筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター准教授)

 文字による支援とは?
 ノートテイク
 OHPを用いた手書き要約筆記
 パソコンノートテイク
 速記による支援
 音声認識による支援
 遠隔地での支援
 おわりに
→ダウンロード(pdf) 


実際の支援に音声認識を導入する際の手順や留意点については、以下のマニュアルにまとめられています。

音声認識マニュアル表紙
「音声認識によるリアルタイム字幕作成システム構築マニュアル」
(「音声認識によるリアルタイム字幕作成システム構築マニュアル」編集グループ)

 <主な内容>
音声認識同時字幕システムの概要
復唱方式を用いた音声認識同時字幕システムで使用するソフトウェア
音声認識ソフトウェアと連携作業用システム構成の手順と字幕作成までの流れ
復唱・校正作業負担を軽減させる機材
復唱方式における情報保障者のタスクについて
事例

同時配布CD
連携作業用通信ソフトウェア「SR-LAN2ダッシュ」
音声遅延再生用ソフトウェア「SR-DELAY」

→ダウンロード(pdf) 
→専用ページへ


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